2014年2月25日火曜日

カナペ ゲリラ合唱作戦決行中

みなさま、更新滞りすいません。
わたしは、いま、かの合唱コンクール活動に燃えております。
http://japan-uganda-choir-competition.blogspot.com/



じつは、2月は左足捻挫、右足毒グモに噛まれるという、
今年の運を使い果たした感じの展開でした。
現在も通院中、ゾウのような足。
カナペの足はもともとゾウじゃないかという声もありますが、うるせぇな。


カナペ、キツツキの舌について解説中。
左の人は、カリンズのエコツーリズムガイド、デボラさん。
ウガンダと日本の元エセ自然ガイドのコラボが実現しました!!
デボラは、わたしが何を意図したいのか汲み取ってくれて、
一緒に仕事したことなんてなかったのに、やたらウマがあった。すげえ。


この合唱コンクールにかこつけて、森林保全のレクチャーと、歌を一緒に歌おうぜっていう活動をしています。
アポをとった学校に出かけて行って、30分森の役割と森林伐採の話、30分歌の練習と「Tree Beside Your House」というJICA調整員さんが作ってくださったすてきな歌を合唱をしてきます。
人の授業をキャンセルさせるなんとも突然のゲリラ的行為。どさくさ紛れもたいがいにしろと、日本でやったら保護者からクレームがくる、わたしに合った活動だと自分では思っています。


この歌、日本の合唱メロディーなので、ウガンダの人達にとっては、普段聞いている歌と違って、まったく耳慣れないリズムなんです。だから、本気ですごいいい合唱にしようとしたらちょっと根気が必要ですが、そこまでは求めていません。
森が大切じゃと思わず口ずさんでしまうところまで持っていけたら御の字で、それを目指してゲリラ合唱攻撃しています。

あまり期待していなかったのですが、でもね、さすが、リズムの申し子アフリカン。
30分も練習すると結構メロディー追って歌ってくれることがわかりました!!


では、おととい、首都から6時間。カリンズ森林保護区で行った合唱の模様を、冒頭のわたしのデブ具合(おしりがウガンダ人女性のように肥大)と合わせてお楽しみください。笑



キーが高くてカナペの声がひっくり返っているのも見物(聞き物?)です。

こどもたち、ほんとにかわいいっす!
純真無垢とはこのことです。

2014年2月2日日曜日

帰国に向けて3ナイ運動開始の巻

早いものであと残り5ヶ月。
まだ合唱コンクールなんていう強敵の仕事が残っていますが、現実逃避に、帰り支度も考えたりしています。

お土産を買って帰ろうと思いましたが、一時帰国したことがある同期から「かなぺ、アフリカのものは何を持って帰っても歓迎されない。怪しまれるだけだ。悲しいけど、土産は必要ない。」とアドバイスをもらったわけです。

さらに私は、自分で言うのもなんですが、ミセス断捨離インターナショナル。
時に必要なものまで捨ててしまうかっこよさで有名でした。

ということで、土産は買わずに、帰りは全部捨てて、スーツケースも捨てて30Lバックパック一個で帰るぐらいの勢いで考えておりました。


ところが、です。



シモターー、アフリカでわたしは変わってしまったんです。

衝動買いという言葉があります。

「あっ、これっ」ってビビビって刺激がくるんですね。
で買ってしまいますよね、わかります? このかんじ

いわんや、アフリカでしか買えないと思うとをや

ウガンダは芸術家さんとか、仕立て屋さんとかに注文して作ってもらっても、結構安い値段でいいものができるんです。
日本じゃすごく高くつきますが、こちらでは、自分が思いついたアイデアを手軽に実現させることができます。

きょうはわたしが買ってしまって、持って帰ろうか悩ましいものたちを紹介します。
ホンジュラスがきっと怒るであろうものたち。
自分への残り五ヶ月の戒めとして、のせよう。


まともなものから


①絵




合唱コンクールの歌のイメージに合わせて画家さんに書いてもらった絵です。
ウガンダの田舎によくある丸形の家
家の横によく植えられている在来種のマンゴー
マンゴーをよく食べにくるGreat Blue Turaco とEastern grey Plantain eaterのペア。
大好きな絵です。なんとかスーツケースに収まります。




②仕立て屋さんにつくってもらった小物とか服とか




これも、おもしろいアフリカの布をいろいろ買ってしまい、自分がデザイナーになったような気分でいっぱいつくってしまったもの。
6キロ太ったためズボンは全部はけなくなりました。
そして柄物は地味な顔の自分には似合わないと、1年半かけてやっと自分で納得することができました。

ちなみに、一番手前は魚の柄ですが、ホンジュラスが来た時に得意げにはいてみせたら、「そんな柄、いくらかなぺでもありえない、やめなさい」と教育的指導を受けました。




②ウガンダで見られる動物の彫り物




これは先輩隊員が注文していた品が、うらやましくって自分も作ってもらいました。アルビジアという木目がきれいな在来種で作られています。カバに何度もいやされています。
日本でいうなら、サケくわえたクマの置物と同様なものを、注文してしまった。あちゃー



③つり下げ人形




これ、ウガンダの道路を走っていると見かけるひとたちです。
水、バナナ、トマト、薪を運んでいます。












このしらばっくれた表情が、何とも言えなくて、買ってしまった。
ちきしょうと思うことがあっても、この人形見ると自動的に拍子抜けします。
これを持って帰りたいのですが、間違いなく日本でスーツケース開けたら全員の足が複雑骨折してる(人形のね)気がするんです。



















あーーー、
わたしは、このひとたちをケガなく日本に入国させるにはどうしたらいいのか。

それともミセス断捨離としては、別れを告げるべきか。



そしてこれ以上はもうあかんぞ。
これから5ヶ月、3ナイ運動ですごします。

注文しナイ、買わナイ、金ナイ