2013年10月29日火曜日

ごはんはまだですか? かなぺ、、持久戦に負ける、、、Miss Tourism Uganda

(くだらん内容なのに長め ご注意ください)



Miss Tourism Uganda

ウガンダを宣伝するキャンペーンガールを決める初の時代遅れな取組み!
土曜日にありました。


配属先から、なんと前日に「カナコ行きなさい」とお達し。
「あれ、その日は朝から鳥のイベントに行ってるから行けませんよ」と軽く断ってみたが
広報マネジャ「何時に終わる?」
かなぺ「15時ごろです。」
マネジャ「じゃ、出席ね」
かなぺ「!?」


ということで、長い一日はじまりはじまり。

この日は朝7:30の鳥の観察会とイベントに出展するため5:00起き。
7:50に着いたけど、いつもながら主催者おらず。
早く来た鳥好き兄ちゃんたちが勝手に鳥見ていたので合流。
朝は都会のど真ん中で鳥観察しました。
このなかに、鳥が実はうじゃうじゃいます。トビだけどね。
これでも都会のど真ん中。矢印の鳥はBlack and White casque  hornbillのペア
そんな事書いても見えんね。

その後、まだ午前10:00  
先週の24時間鳥観察会の結果発表セレモニーで、
この発表会が会場責任者が来なくて、最終的に1時間半遅れ。
またダラダラ長いんだなこれが。
合間に子どもが詩や歌や踊りを発表するのはいいんだけど、
シャイすぎて声が聞こえず、はっきり言って全然面白くない。
歌が信じられないぐらい音痴。
ヤジを飛ばしたくなるクオリティ。


ようやく終わってごはんが出たのが14:00でささっと食べて消えようと思ったら、
土砂降りで足止め。


やっとこさ小雨になったすきに家に帰ったらもう16:00。
100,000シリング(3000円ぐらい)で地元市場で買ったZARAの古着スーツを来て、
Miss Tourism Ugandaのイベント会場、カンパラNO2のホテル、シェラトンへ。

18:45pm このときはわりとテンション高め。

んとに、いまどきミスコンで集客するなんて、時代遅れではないかとブツブツ思いつつ
金のかかったセットにおどろいて、写真撮ってしまいました。

われら配属先メンバーは4人で、4人とも(メシ食ったら帰ってもいい?)と
それぞれが懐の中で思っていたはず。かく言うわたしもその1人。
でもこの日はごはんまでが相当長い道のりでした。



そもそも、19:00開始予定なんだけど、始まらず。

20:00になって、いらっしゃーい、ようやく司会が登場。
ウダウダしゃべりまくる
ウガンダ人アーティストが曲を披露
それはそれでいいけど、ごはんがなかなか出ません。

こら、出すもん出せ!と一同イライラ。


21:00ごろ: Miss Tourism候補者 のビデオ放映

ごはん、やっぱりまだ出て来ない。

実物の候補者たちもなかなか出てきません。

イライライラ



22:00ごろ: やっと偉い人テーブルからバイキング形式ごはん提供開始

おい、マジか、かなぺのテーブルは一番遠いじゃないか!!
もしかして、嫌がらせ?(主催者の所属省庁が異なるので、ありうる)

イライライライラ


22:30: ようやく食事登場 「残り物には福が」、、ナシ。

一同一言も発さず食に集中。


「かなこ夜遅いから気をつけてかえってね」と言いつつ送ってくれるわけでもなく
パン喰い競争のように、食べ終わった同僚が帰って行った。笑


とその瞬間、Miss Tourism 候補者が登場!! 
おまたせ!

待たせすぎだわ、ボケ!



「顔がいいだけじゃないの、頭もいいのよ」って何回も強調されていた候補者たち。
頭本当によかったら、こんなの出てないんじゃないの?
みんな、ディズニーのアニメに出てきそうな口のでかさ。
うちの職場の女の子たちのほうがうんと愛嬌があってかわいいと私は思う。


とうとう姿を現しました。なんと23:00。
でもこの時点ではまだ候補者の紹介ですよ。
おいおい、土曜日だからって、そりゃないだろう。
あたしゃかれこれ18時間も起きていまして、限界です。


司会者「きょうは皆さんを飽きさせないように、いろいろ用意してます!」


もうええわ〜!


一体、何時に終わるかわからず、これ以上ネバーエンディングストーリーに付き合ってはいられないと帰ることにしたわけです。


誰がMissに選ばれたのか知らんけど、そんなことどうでもええわ
ひっぱりすぎだよ。


今日も一日楽しかった。

ちなみに誰がなったかっていうのは下記リンクをどうぞ
http://www.newvision.co.ug/news/648876-nakitto-crowned-miss-tourism-uganda.html

記事によると1:30amに終わったらしく、ミスにはトヨタのVitzが送られたんだって。


かなぺ、持久戦にはめっきり弱いでござる。

2013年10月28日月曜日

ウガンダ×日本 合唱コンクールのお知らせ Uganda-Japan choirs competition


きょうは活動の宣伝です。
Today, I would like to introduce what I am going to do as one of my volunteer works.





ウガンダの森をこれから守って行くため、こどもたちに森林保全をテーマにした歌を歌ってもらおうとコンクールをやることになりました。
We are going to hold a choirs competition for forest conservation in order to have Ugandan students become aware of importance of forest conservation.

開催理由。ここ↓どうしても読んで欲しい!!
http://japan-uganda-choir-competition.blogspot.com/p/blog-page.html
Please read this!!
http://uganda-japan-choir-competition.blogspot.com/p/about-choirs-competition.html


コンクールのやり方は、どこかに集まってもらって歌ってもらうんではなく、全部web上でやりとりします。
合唱を録音してもらい、そのデータをwebにアップロードしてもらってそれを実行委員会が審査→発表もwebです。
We do this by using mp3 or mp4 electric files, so that chorus group don't have to travel to Kampala.
Wherever you have recorder, you could participate this.


景品は木の苗。笑 実行委員が植樹を手伝いに行き、育て方も伝授します。
The prize would be tree seedlings. We go and plant trees and even teach you how you maintain those trees.

課題曲は英語の歌で ”The tree beside your house"という、素敵な曲です。
(リンク押すと自動で流れます)
The set piece is a wonderful song composed by our volunteer coordinator.
Click the link above, so that you could listen the song.

websiteもつくりました
英語版日本語版両方あります。画像をクリックすると飛びます。
I made a website in English and Japanese. Please also check on.




日本からの応募も大歓迎です。
歌は英語なのですが、是非参加ご検討ください。
We welcome participants from around the globe.


2013年10月19日土曜日

The bird I admire the most そんなあなたに襲われたくて。。。

This is the bird I love in Uganda.

African Crowned Eagle
カンムリクマタカ♥

African Crowned Eagle with its antelope prey
Photo by Rainbirder  http://www.flickr.com/photos/rainbirder/9473382117/

90% of their food is mammal!
I dreamed of seeing this bird.
I finally went to seek for the bird.

ちょーかっこいいっしょ!
この圧倒的な存在感。
ウガンダで一番見たい鳥。
食べ物の90%は哺乳類。

この鳥、サルも襲えるぐらいなので、足を広げると20cmもあります。
わたしが手を広げた幅とおなじ。おそろしー!
This bird can even prey primates. 
Their span is 20cm, which is almost as same size as me! 


この鳥があたしゃどうしても見たい。
だから行ってきました。



待ち合わせした仲間は、なんと待ち合わせ場所を間違え2時間遅れ。笑
もうそんなことにも動じなくなったわたし。強くなりました。
Some of our team members mistaken for the forest. They came 2 hours later than we planned.
This is unbelievable but I am used to it.

Ugandan natural forest is called tropical rainforest, however it looks like forest in Hokkaido.
熱帯雨林と呼ばれているが、見た目は日本の森と雰囲気似てるんです。
ほんとにきれいなんですよ。
でもね、木の背が高すぎ。鳥をみようとしても上すぎて、
双眼鏡覗こうとすると、同時に口が開きます。

I told our guide, Vincent that I came to see the bird.
He just whistled himself.

ガイドのビンセントにこの鳥が見たいんだけど、って事情を話したら、
すぐさま鳴きまねをしてくれたんです!



Do you know what happened??
As soon as he finishes imitating, we heard the real bird call

そしたらね、
めっちゃびっくりしたことに、ホンモノがすぐ鳴き返してきたんですよ!
ちょっと信じられん!


次の瞬間
When we look up the sky, 



上空に現れたんっすよ!
もーーーカンゲキったらありゃしない。
飛びながら鳴いてんの。
見た目とギャップありすぎる、かわいい鳴き声。
(鳴き声はこちらから、、)

It was in the sky!!
They were flying and also singing.
I was super happy!!
I even felt I could go back to Japan because I have achieved my goal...
I am joking.




もうね、はっきり言って感無量ですわっ。
うれしくて泣いた。
わたしが「あの鳥になら襲われてもいい、むしろ襲ってくれってかんじ」って言ったら、いつものごとくドン引きされたけど、かまうものか。分かる人には分かるのじゃ。

夢がかなった今、
まだ8ヶ月あるけどもう帰国してもいいかもしれんと思ってしまったのでした。笑

2013年10月15日火曜日

Bark Cloth Making バーククロス作り見学


Have you heard about "bark cloth"?
バーククロスというのがウガンダには昔からあります。


It is a cloth made by removing the bark from Ficus Natalensis tree!
イチジクの仲間の木の皮で作られた布なのです!

This is UNESCO's intangible heritage!
なんと、ユネスコの無形文化遺産。

It is used in ceremony, such as a coronation, funeral and so on.
People even used to wrap a budy when they bury.
Some people use the cloth as bed sheet.
王様が戴冠式にこれを着たり、葬式で遺体をくるんで埋めたり、
厳かな儀式に使われた布です。
今でも、ベッドシーツとして使っている人もいるそう。
(わたしの同僚は昔使っていたらしい)

I am very interested in this cloth, therefore I went to see how they are making.
どうしてもこの布の作り方とか知りたくて、
職人ムサンザさんのところへ日曜日に見学に行ってきました。


The process was very simple!!
作り方はめっちゃ簡単。

Remove the tree bark of Ficus Natalensis.
There are other species for bark cloth, but Natalensis is the most common tree for this cloth.
It usually grows at the edge of the forest.
木の皮をはぎ取ります。
Ficus Natalensisという木を使うのが一般的だそうです。
このNatalensisは森の境界線によく生えてくる木です。


Remove the top layer and just beat beat beat until it got expanded.
One day is enough to make like the cloth up-right in the picture.
ただひたすら、このはがした皮を木製のハンマーで打って伸ばす。
一日もあれば写真右上のような布を作れるんだって。



The most amazing thing is that this tree reproduce the bark in short period!
My original thought was that the tree is finished after it was removed the bark because it is the most important part of tree which has vascular bundle, however,,,it reproduce!
As you can see, there are 6 layers. Each layer grow in 3 months!
So, Mr. Musanza (the bark cloth maker) told me that when he removes the bark, he remove just half of the bark alternately in every 3 months, so that he could make continuously.

このバーククロスづくりの一連のプロセスで面白いのは、
なんとこの樹皮ををはがされた部分が再生するということ!
知床のキハダがこんなことされたらとっくに死んでしまうのに、
この木はなんと樹皮を再生します。しかも3ヶ月で。
なので、写真を見てもらうと6層に分かれていますが、
一層あたり3ヶ月で形成されたものなんだって!
だかた、この職人ムサンザおじさんは、樹皮をはがすとき、
半分ずつ3ヶ月おきにかわりばんこに使っているそうです。
Sustainable!!




How is the mechanism of reproduction process??
I wish I could be here and observe!

いったいどうなっているんだ??
3ヶ月、ここに住んで再生の様子を観察したいなあ。




I tried beating!
Musanza told me that he usually enjoys Banana wine while beating the cloth.
This is pass off on from his father.
He is just amazing, funny cloth maker!

かなぺも打ってみました。
職人ムサンザおじさんはひょうたんに入ったバナナ酒を片手に、
いつも布を作っているんだとか。

酒がないとできないの?って聞いたら
「先代もこうやっていたからね」って。

なんかいいねえ。こういうの。




I've already made some products and tried selling at the market,
but the sales wasn't good than i expected...
おっしゃ、これで何かつくるぞと思って作って、
このまえのケニアの会議で売ってみたんだけど、、


値段設定が高くて売れなかったとさ。笑

2013年10月11日金曜日

websiteをつくりました

配属先が管轄するエコツーリズムサイトのwebsiteをつくりました!
I finally made a NFA ecotourism website!




お時間あるときにでも見てやってください。
You're always welcome to visit our website!

Also, visit Uganda!

日本語版も近いうちに、、、。


2013年10月9日水曜日

ウガンダと共にはたらく


やっと、手に入れました。

やっとです。

何を?


エコツーリズムサイトの収支記録。



わたしは5箇所のエコツーリズムサイト振興のために働いています。
でもいままで、全体収支の記録はあるものの、どのサイトで、いくら、何で儲かったか、何人来たか、という細かい収支記録というものを見た事がありませんでした。

聞いても「必要ないから、取らない」って言うんです。



(たわけ)必要じゃ!

と思わず一喝してしまった。

データの必要性をとくとくと述べて説得し、
8月上旬に5カ所のサイトの担当者に表に書いてくださいって頼みました。
(ひざまずいてお願いに近い)


で、四半期が終わった10月。


このデータをちゃんと取ってくれていました!!

んもう、うれしくて紙にチューしたくなりそうでした。



ウガンダでは、こうしたデータを取ることがあまりなく、
さらに取ったとしてもそれを共有するということが
少なくともうちの配属先ではありません。

なので、仕事の引き継ぎとかはみんな0からのスタート。
きっとこれが効率を悪化させていると思われます。



こういうことを例として、いろんなことがあるんですけど、
わたしは15ヶ月働いて来て、どーして日本企業がアフリカに入って来ないのか、
その理由を、自分でも実体験でわかるようになってきました。
(参考:アフリカ参入企業リスト 現在400弱 http://www.afdb-org.jp/file/japan/List_ofJapanese_Enterprises_jpn.pdf )

そんなタイミングでこの記事を読みました。


アフリカ進出企業の実際 



これ、面白いんですよ。

特にアフリカに入っている外国企業の人が、日本企業参入の難しさに対してコメントしているんですが、これが、ものすごいストンと落ちるコメントだったんです!

「全ての物事が100%期待通りに機能することを期待する日本企業には難しいかもね」


はい、私がそうでした。なかなかその殻から抜け出せませんでした。


でもね、でもね、


そうでもないんです。


「待てば海路の日和あり」とは言ったもんで、やってくれる人はいますし、うんと能力の高い人たちがいます。

協力隊に来る前に、あせるな、あきらめるな、あなどるなと習いましたがほんとうにそのとおり。
優秀なで、正直で、真面目な人はいます。

問題はたぶん、そういう人達をいかに早くみつけて、パートナーになってもらうかというところなんだろなーと思いました。これは、地に足をつけて働かないと得られないわ!

アフリカに入り込むのは、粘り強さと根気が必要ですが、もうちょっと日本も存在感示して頑張ったらいいのになあと思います。



2013年10月7日月曜日

掟破りな人を呼ぶ展示術


出張から戻ってきたら、次はウガンダ最大のトレードフェアー!
日本で言うところの、展示会ですなあ。

うちの配属先が出展するので、「カナコも4日分シフト組んでおいたからね」って、
マーケティングマネジャー、その名もMr.オデケ(おでこ?って思っちゃうよね)から連絡がありました。


 人手が一番必要な土曜日に手伝いに行く事にして、9:00からって言うから、
アフリカンタイムを考え9:30目指して行きました。


どんな展示にしているのか楽しみに行ってみたら、、、
わたしがこれまで見た中で最悪の展示ブースでした。

というのも↓



連日の雨で目の前の道がぬかるみ、ぐちゃぐちゃ。

そして、一番理解し難いのは、テントの前の新車2台!
うちは、いつからカーディーラーになったんだ???

聞いてみたら、ここでも土地トラブルがあったそうで、
とうのも、うちの持って来たテントが割り当てられたブースよりもおっきくて、隣を侵略したらしく、その侵略した分、前スペースを譲って、車を置かせているらしい。

でも、こんな置き方だと、これでは車屋ではないか!と思うでしょ?


思うでしょ?

わたしもそー思った!!

ところが、なんと、これが功を奏した!





なんとですね、この新車がものめずらしくって、
みんな車を見るついでにうちも覗いてくれんの。笑


なんという掟破り、斬新な展示手法!



↑これが、そのマーケティングマネジャーMr.オデケ。
普段は1階と2階で職場が離れていますが、
こういう対外イベントはいつも誘ってくれます。(使われてるとも言う) 
営業上手なんですよ、接客術を良く心得ているし、時間守るし、最高の仲間です。
ケニアに彼も連れて行ってたら、もっと面白かったかもってちょっと後悔しています。