2013年10月9日水曜日

ウガンダと共にはたらく


やっと、手に入れました。

やっとです。

何を?


エコツーリズムサイトの収支記録。



わたしは5箇所のエコツーリズムサイト振興のために働いています。
でもいままで、全体収支の記録はあるものの、どのサイトで、いくら、何で儲かったか、何人来たか、という細かい収支記録というものを見た事がありませんでした。

聞いても「必要ないから、取らない」って言うんです。



(たわけ)必要じゃ!

と思わず一喝してしまった。

データの必要性をとくとくと述べて説得し、
8月上旬に5カ所のサイトの担当者に表に書いてくださいって頼みました。
(ひざまずいてお願いに近い)


で、四半期が終わった10月。


このデータをちゃんと取ってくれていました!!

んもう、うれしくて紙にチューしたくなりそうでした。



ウガンダでは、こうしたデータを取ることがあまりなく、
さらに取ったとしてもそれを共有するということが
少なくともうちの配属先ではありません。

なので、仕事の引き継ぎとかはみんな0からのスタート。
きっとこれが効率を悪化させていると思われます。



こういうことを例として、いろんなことがあるんですけど、
わたしは15ヶ月働いて来て、どーして日本企業がアフリカに入って来ないのか、
その理由を、自分でも実体験でわかるようになってきました。
(参考:アフリカ参入企業リスト 現在400弱 http://www.afdb-org.jp/file/japan/List_ofJapanese_Enterprises_jpn.pdf )

そんなタイミングでこの記事を読みました。


アフリカ進出企業の実際 



これ、面白いんですよ。

特にアフリカに入っている外国企業の人が、日本企業参入の難しさに対してコメントしているんですが、これが、ものすごいストンと落ちるコメントだったんです!

「全ての物事が100%期待通りに機能することを期待する日本企業には難しいかもね」


はい、私がそうでした。なかなかその殻から抜け出せませんでした。


でもね、でもね、


そうでもないんです。


「待てば海路の日和あり」とは言ったもんで、やってくれる人はいますし、うんと能力の高い人たちがいます。

協力隊に来る前に、あせるな、あきらめるな、あなどるなと習いましたがほんとうにそのとおり。
優秀なで、正直で、真面目な人はいます。

問題はたぶん、そういう人達をいかに早くみつけて、パートナーになってもらうかというところなんだろなーと思いました。これは、地に足をつけて働かないと得られないわ!

アフリカに入り込むのは、粘り強さと根気が必要ですが、もうちょっと日本も存在感示して頑張ったらいいのになあと思います。



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