2013年9月29日日曜日

Participating Exhibition as Uganda! 日本人おばちゃん、ウガンダを売る

ケニアではEcotourism Sustainable Tourism Conferenceというのに行って来たんです。
International Ecotourism society という、アメリカ系のエコツー団体。
その年に一回の大会で、メインは事業者や研究者の取組みの発表を聞く事なんですが、

そのなかで、展示コーナーがあったので、出展を申し込み、
NFAのエコツーリズムサイトを売りに行ってきました!
(Thanks JICA & NFA!)

We, NFA participated Ecotourism Sustainable Tourism Conference in Kenya!
As NFA, we participated exhibition and promoted Uganda as a ecotourism destination.


たしても食いもんだらけの会議。カナペ、引き続き増量中。


毎度のことですが出発前日までバタバタ準備してました。
この展示を見たかったけど、ケニアまで来られなかった方のために(そんな人いないだろうが、、)押し売り!!
I prepared all the display to make the exhibition table interesting. Let me show you how I did.


①ロールスタンドバナー  
配属先にどうしても必要なんですと言って自分でデザインしたものを作ってもらいました。下半分は写真を並べましたが、ただの写真ではなく、森にある、何か説明が必要な写真を並べて、それを見てもらいながら解説しました。
Rolling Stand Banner
I designed it in order for visitors to get more idea about Ugandan forest. I put many photos which needs some interpretation on the bottom half of the banner. 

②鳥の鳴き声当てクイズ 
PCで鳥の鳴き声を聞いてもらって、どれか当ててもらうクイズです。正解者には、バーククロス(木の皮布)で作った小物をあげました
これは今更新しているバードポッドキャストの宣伝ツールとしてやりました。
Bird Call Quiz
This is in order to increase the listener of my internet radio. I play a bird call and visitor guess and pick a bird  which is singing the call. 

③チンパンジーSグループ人気投票  
最上位になったチンパンジーをウエブサイトのトップページに載せるという企画です。けっこうみんなマジで投票してくれました。
Chimpanzee Popularity poll 
We asked visitors to pick the most favorite chimpanzees from the group we have in our ecotourism site.
The winner of the poll would be on the top page of the ecotourism site website.

④ユネスコ無形文化遺産の木の皮布の紹介  
テーブルクロスに木の皮の布を使って、ウガンダの民族に伝わる伝統の布を紹介しました。小物も作って売ってみたけど、意外と全然売れませんでした。ちくしょー 笑
この布は木の皮をはがすんですが、なんと再生します。Sustainable!!
Introduction of the ugandan traditional bark cloth.  I put the bark clothe on the table as a cloth to introduce the cultural material in Uganda. Although many people were interested and I also made some bags to sell, we couldn't sell well, unfortunately.

⑤アンチ森林伐採チテンジの服(アフリカでよく売られている色とりどりな布)
同僚とおそろいで、エプロンとシャツを作って着ました。
木が切られているデザインで、なんか配属先のイメージにあっているので、、、
Unti-deforestation shirts and apron
My colleague and I wore the same design cloth. 
I am wearing an apron, my colleague is wearing a shirt.
The design indicates deforestation and I like the idea very much.
             

日本人がウガンダを紹介しているので、訪れた人はちょっとびっくりしていましたが、事情を話すといろいろ興味を持ってくれて、かえっていろいろ話ができました。
ただ、やっぱりウガンダのブースなのでウガンダ人がきちんといないと話にならんというのは痛感しました。わたしは同僚一人と一緒に来ましたが、同僚にはエコツーリズムをいろいろ知ってもらいたくてプレゼンを見に行くのを優先してもらったため、ブースには日本人のわたしだけになっていることが多かったんです。それだとちょっとイマイチ。
3人体制ぐらいでわたしとウガンダ人のペアでいたほうがよかったなと思いました。
(頭をかすめたけど、旅費を考えると言い出す勇気がなかった)

Visitors seem confused because a Japanese is promoting Uganda, however some people interested in why I am there, so it was at least something unique for visitors. Since i only came with one colleague, I regret that I should have brought another one to take turn to be in the exhibition. 



350人参加、40カ国の人達が参加していまして、エコツーリズムの本場、コスタリカやオーストラリアのほかにもスイス、インド、イラン、ブラジル、オランダ、ベルギー、ドイツ、コロンビア、ベラルーシ、ナミビア、エチオピア、などいろんな国の人達がいました。アジアは、日本、韓国、中国、マレーシアぐらいで、あまりいなかったのが残念です。(わざわざアフリカにくるメリットが必要ではありますが)

350 people from 40 countries participated this conference.
I was able to speak many of those and it helped to understand the current trends.
It was very enjoyable to talk about ecotourism with them, however I regret that not many asian were attending this conference.

会議の内容自体は、もっと具体的で面白い先進事例が見られるのかなとおもったんですが、事業紹介にとどまってしまっていたなあというのが印象です。発表者の質も差がありました。
ただ、いろんな国の事情が知れたのと、なによりいろんな人とつながりが持てたのは自分にとって大収穫でした。

ただ、ちょっといろいろ話を聞いてみると、やはりどの業界にもあることですが、この業界にも国際的にエコツーリズム派閥があってからんでいるのかなと思われました。

いろんな人と話しましたが、エチオピアとブラジルに行きたくてしかたなくなってきました。
エチオピアに行こうとはいままで考えもしませんでしたが、オオカミと植生とハンサムエチオピア人に会いにちょっと行ってみたい、、、。

2013年9月28日土曜日

きょうのあんこ


おひさです。

ケニアに行っておりました。
きょう帰ってきました。


私以外ににはほんとうにどうでもいい話です。
もっとほかにみんなにためになるようなことを書きたいですが、でもまずこれだ。



ケニアで、一年半ぶりの再会を果たしたものがあるんです。





おはぎさんです。


なんて控えめな外見。
でも噛み付くと、ああ、なつかしいあずきさん!


ナイロビの和食レストラン「陣屋」さんへ注文して、
なんと帰国日の朝にて配達してもらいました。





おはぎさん、5つ入りを空港に行く前に受取りまして、
一緒にいたウガンダ人同僚とわけて食べようと思ったんですが、、、


(このあんこのありがたみが分かる人にどうせなら食べて欲しい)
という気持ちがフツフツ湧いてきまして、、、、、


で、その「あんこ」の価値が分かる人は、この空間には自分しかいなかったわけで、






当然自分で全部食べました。






ということで、おいしかった〜!!


2013年9月7日土曜日

カンパラよ、このままいくのかい?


本日は国際ハゲワシデー。
きっと誰も知らんわ。


ハゲワシは屍体やごみを食べるので、人間が残した有害物質をあやまって口にしてしまい死んでしまう悲劇が相次いでいて、数が減っているんです。
で、毎年この日にわたしが会員になっているNGOは生息数カウントに出かけます。

遠足気分とはほど遠く、ゴミ処理場とか、生コン工場とか、
魚の加工場とかシブいおじさんがたくさんいるところに訪問しました。

わたしが勝手にウガンダNo1知的でクールな美人鳥類学者と呼んでいる、ダイアナ博士と一緒です。この後ろ姿がダイアナちゃん。スワロフスキーの双眼鏡がよく似合う。


ハゲワシは一羽もいませんでした。




かわりに、ハゲコウが1000羽以上。
あまりに多くてカウントは見積もりとなりました。


ハゲワシが見られなかったけど、わたしは最高に興奮してしまって、なんでっかっつーと、首都カンパラのゴミ処理場を訪問したからです。。きょうのみどころは鳥ではなかった。

いや〜〜 たまげた。


スキャベンジャー(ごみあさり)のみなさんです。
市から支給された作業服を着ています。

戦利品でしょうか、左右色違いの長靴をはいています。

分別回収はありません。それは、このスキャベンジャーのみなさんの仕事です。
下の写真のように、なんとなく分別された形跡が見られます。


ペットボトルやプラスチック以外、分別しても、この国はそれを処理する施設がないと聞いていますが、処理場ではこんなふうに分けてあって、ゴミを運んで来たトラックがどこかへ持って行きます。わたしが知らないだけで、なんか集めて頑張っている会社があるのかもしれません。金属類も集まっていました。



このゴミハウスで暮らしているようだと、仲間のウガンダ人が言ってました。
それはいくらなんでもと思いますが、ほんとにこの景色の目の前にコミュニティーがあります。においもハゲコウの糞のにおいとブレンドされて、そりゃ、もう。


住民の聞き取り調査とかしてみたいな。



ゴミの量が世界トップクラスの日本のことを棚にあげていいますが、

カンパラはこの10年で45%人口が増えてます。
1,189,242人(2002) → 1,723,000人  (2012)  *UBOS調べ
ここ数年は一年に10万人ペースで増加中。
ごみも当然増えるよなあ〜



カンパラよ。これでいいのかい?

このままいくのかい?

2013年9月5日木曜日

アフリカで出会った”可視化”

おひさしぶりです。

現実逃避ついでに更新です。

8月に調査で行ったKayoha-Kitomiというところのレストランでのことです。

そのとき我々は、上司に確認をとらねばならぬことがあったんですが、上司が会議中でつながらず、同僚と、どうしよっかね、困ったねって食べながら相談してたんです。
で、食べ終わって「おあいそして」って言ったら出て来たのがこれ!



可視化!

メニューすらない店が多いというのに(ああ、この店もメニューはなかったわ。←どのレストランもその場で店員が提供できるものをダルそうにズラズラ言う)、なんと器用でお客様にやさしいお勘定カード。

店員もこうすれば会計まちがえないもんなあ!!

子どもの買い物ごっこみたいだけど、感動したのでアップしました。