2014年1月27日月曜日

Back to the future のあれがウガンダに!


いやはや、やっぱりさぼってしもた。
すいません、更新途絶えまして、でも元気です。

きのう、森に行ってました。


きのうのマンガベイ(覗きのおっさんのようですが、サルですよ、念のため、ねっ)

マンガベイというわたしが大好きなおさるさんが見られ、例のドライブスルーで炭焼きチキンを食い、リフレッシュして帰っておりました。
そんな私達の前に立ちはだかる 若者ふたり。

ジンジャロードという国道1号線的位置づけの道です。
外灯ってなんのこと? 
片側1車線ですが、込み具合により、路肩に1車線人為的に増えます。



これ、ね。 いやはや。
兄さんたち、ピックアップにつかまってます。
足下には、まさかのローラーブレード!

こういうの、なんか見覚えがあるぞ!

そうだ! Back to the futureでマーティーがスケボーでやってたヤツだ〜〜
資料画像;映画 "Back to the future" より
この人、Bonjovi とならぶ、わたしの青春



ウガンダに、ほんとにやってるやつがいた!
もうね、5kmぐらいはこんな感じでやつらは掴まって進んでおりましたよ。

ちなみにつかまられている車は、インド系おじさんが運転


動力泥棒じゃない?これ。

(わたしがドライバーだったら、急ブレーキかけて牽引料金絶対ふっかけてやるのに、、、)

とか思ってしまったカナペ。


すっかり、根性がアフリカンになりました。
良くない方向に向かって、順調に成長しております。

以前お世話になった方が、ニューヨークから帰った後、あまりの治安の悪さに顔つきが変わり、獣のようだとご両親に言われたとおっしゃってたんですが、わたしもそうなっている気がします。(10ヶ月経過時点でホンジュラスが来ウしたときに、結構そうなっていたらしい、夫はわたしのたくましさにあきれていた。)
ただ、6キロ太っていますから、ナイフみたいに尖ることはかなわず、ぷよぷよですから、怖さはありません。ご安心ください。



どう見ても、お多福ぐらいにしか見えませんから。
資料画像:お多福さん
(最近自分の写真が少ないのは、見るに耐えないからです)

ご安心ください。

2014年1月11日土曜日

かなぺ、すし詰めハイエースで一皮むける



みなさま


わたくし、いいのか悪いのか知らんけど、また強くなりました。




この年末年始、一線を越えた。。。



何がというと、すし詰めハイエースの洗礼を受けたんです。


参考画像:ウガンダで第二の人生を送るハイエースさん(盗難車の恐れあり)





今年の年越しは同期隊員のおうちで年越ししました。
ここからの帰り、350kmの途中、3時間(地図のソロティームバレ間)を、例のすし詰めハイエースで過ごしたんです。



きっとウガンダ隊員さんには、「今さらかい?」と言われそうですが、そうです。
今さらジローです。(古い)だって、あたし軟弱首都隊員ですもん。
(知床にいたときのほうが、クマ、エキノコックス、毒グモ、シェルツエマダニ、停電、断水、雨漏、ネズミ、突風、大雪、津波、土砂崩れで町が孤立、などいろいろ身の危険を感じる暮らしをしていました。)


← 参考画像:
 ハイーエース、合法だと下記のように16人乗りです。
 (日本では、忘れそうだけどたしか10人)



 かなぺが体験したすし詰めハイエースは→
こんな感じ。


いやはや数えてみたら子ども入れてだけど、25人乗ってました。
これまで20人は経験しましたが25人は始めてだったのです。

その中に100キロ超えてそうな人が3人はいました。(体重に応じて課金せいっ)

あっぱれ、ハイエースの底力。
アフリカの太陽のような日本製品のすばらしさ。(キラリ!)
トヨタは、”かなぺが選ぶアフリカで見直した日本製品ランキング” 不動の一位です。



気がついたんですが、コンダクター(お金受け取ったり、客引きする人)は、ずっと半ケツ中腰で乗っていましたから、見上げた体力です。

カナペは一番後ろで同期隊員とおっさんにはさまれる感じで座っていました。
おっさんの体臭を危惧しましたが、ジェントルマンで問題なし
(クサイ人は、鼻が曲がって失神するぐらいクサいのだ!)
スリに気をつけろとか言いますが、スリするすき間もありません。
そして田舎はみんな結構いい人が乗っている。最初はみんな牽制した感じで乗り込みますが、だんだん肉布団に慣れてきて、10分も乗っていると油断し合い、まあえっかという感じになってきます。
先進国でエコノミークラス症候群とか言っていますが、そんなのがバカバカしく感じられました。
アウシュビッツにいくときのユダヤ人はこんな感じだったんだろうかと、元旦から思いをはせていました。




アフリカにきて、日本で常識と思っていることがブチ破られ、そこに自分が馴染むということが快感になってきています。

でもこれって、逆に自分がもう日本でやっていけなくなってきているってことかも!!


資料画像:ラジエーター冷やし休憩@Qween Elizabeth National Park, Uganda




途中、お約束の、ラジエーター冷やし休憩(故障とも言う)が2回。
アフリカでは、途中で故障しても待てば必ず直ります。
Everything is possible とニヤリと笑うドライバーの本気さはプライスレスです。


この本気さ、みんな隠して生活してるんだなと思います。

そして、本気を出すこともなく(たぶん出す必要がないから出さない)人生を終える人が大半なんではないか、と思う、元旦でした。









***ちなみに、行きに乗ったトヨタ「イプサム」は、10人乗り(前から3人:4人:3人)でした♥



2014年1月9日木曜日

幹線道路露店クイズ 何屋でしょう?

ウガンダの道路沿いには、露店がいっぱい出てます。

たとえばこの写真



左手にあるのはトマトたちです。
洗面器みたいな皿に山盛りされて30円ぐらいで売っています。




さあ、ここからはクイズです。
何コレ?的な写真を用意しました。
何屋さんか当ててください。


たまにはこういのもいいじゃろう。



問1






ヒント:捕ってすぐ売る
キャッチ&リリースならぬセールス。




問2





ヒント:ウガンダでも食べられるなんて思ってもみませんでしたよ、あたしゃー
(ヒントになってませんね)




問3




ヒント:これは、想像つかんだろうなあ。
(これもヒントになってませんね)





答え合わせ



問1:正解は さかな屋さん です。

5−6件ぐらい連なって売っています。
手に持っているのはティラピア。
ヒッチハイクしてるんではないです。



問2:正解は さつまいも屋さん です。

4つぐらいで30円ぐらいです。
皮が黄土色のものと、赤いのも売っています。



問3:正解は 木炭屋さん です。

白い袋の中はぜんぶ炭です。
調理に使います。
地方では一袋1000円ぐらいですが、首都では倍以上の値段です。





不思議なのは、同じものを売る店が連なっていることです。
あいつらと違うものを売ってみようというようにはならないんだな〜
手に入らないからだろうか?と考えるこのごろです。




2014年1月8日水曜日

もう一度行きたいあのレストラン

セセ諸島というビクトリア湖に浮かぶ小さな島々にも
わたしの配属先が持つエコツーリズムサイトがあります。

ここには5つの業者が営業してますが、どこもわたしの配属先からはなんと無認可。
それでもいけしゃあしゃあと営業しているんです。見上げた度胸だと思ってしまいますが、それもそのはず、うちの配属先が立ち上がる前から、ちゃんと県庁から認可を受けていた業者たちなのです。だから後からブーブー言ってる我々は無視されてるんですね。
でも土地争いが絶えず、そしてどこがどうエコツーリズムなのかということを確かめるために調査に行って来たんですね。



ごらんのような白い砂浜です。でも水に入ると住血吸虫が怖いんで入れんのじゃ。



ってここまで前置きしておいて、なんですが、
きょうのネタは、もう一度行きたいあのレストラン。

それはこのセセ諸島のひとつルトボカ島にあるこのレストランです。


Black and White Restaurant という、名前の由来に何か深いいきさつがありそうな(わたしが勝手に想像してるだけ)レストランです。


中から見た外の風景

この人達は仕事仲間で、わたしが大好きな人達です。
真ん中はラシードといいます。
この人、配属先でどのように振る舞ったらよいか、迷った時にアドバイスをくれる、最高の同僚。みんなの憧れの存在。(たぶん年下)
同じ部屋で働いています。youtubeで弱肉強食の映像を見るとき、必ずわたしを呼びます。なぜか一緒に見たがる。



おっと、話がそれた。
なんと朝、昼、晩、3食、滞在中5日間のうち3日間はここで食べてました。
(わたしの相棒(これまた同僚)は3日目完全に飽きていた)

リディアという笑顔がすてきな女性が作ってくれてました。



↓これは、カトゴと呼ばれるウガンダの朝飯。

左の黄色はバナナ。魚はティラピアというビクトリア湖に棲んでる魚です。
上品な盛りつけではないかっ!

お値段日本円で100円程度





ウガンダ人が行くレストランは、たいていメニューがありません。
昼飯、晩飯は、店員がやってきて、何があるかを口頭で言います。
というのも、ソースの種類(牛、やぎ、鳥、豆)と炭水化物(マトケ(緑のバナナ)、ポショ(とうもろこしの粉ふかしたの)、米、キャッサバ、さつまいも、じゃがいも)を選ぶだけだからです。

注文はメモしません。
値段はソースによって変わります。
炭水化物は種類を増やしても、値段が一緒。だから全種類もらったほうがなんかお得です。そう、それがデブのもとです。



↓これは昼食、また魚。だって好きなんだもん。
右のフォークささってるのがマトケ(緑のバナナ、時計回りにアボカド、ポショ(トウモロコシの粉ふかしたもの、ごはん)、そしてティラピア(魚)
魚のソースは、コンソメが10倍ぐらい濃くなった味です。

おねだん:130円ぐらい これはうまい。



夕飯の煮豆ソース+ライス
 これは小さいレンズ豆とタマネギが具で、カレー味。大好き。
ウガンダの料理には味付けにカレーパウダーがよく使われています。
インド人が昔から入っているからかな。
最高でした。およそ100円也



そしてこの店はなにがいいかって、ジュースとお茶がうまいっ!

 マンゴーとにんじんのジュース。
こんな健康思考なジュースがこんな田舎の島で飲めるとは!


こんなふうに目の前でミキサーかけてくれます。





後ろ姿のリディア。
スタイルがいい。
緑のポット、これ一見冴えませんが、バカにしてはいかん、
こいつは、一日以上ちゃんと熱いままキープしてくれます。
この素朴ポット、買って日本に持って帰りたい。(同期隊員にアホと言われた)


お茶は、朝飯と一緒に出てきますが、
「オムジャージャ」と呼ばれる低木の葉っぱを入れてくれるんです。
↓このスプーンの上にのっかってるやつです。


この葉っぱはミントみたいな、でもそこまで強くない、上品な香りがします。
枝をとってきて差しておくと成長して行くと聞き、もちろんやりました。

スパニッシュオムレツ、激ウマ。




こうしてわたしはウガンダの食文化に順応してしまい。
おかげでブクブク成長しております

2014年1月7日火曜日

肉や



今日は


「アフリカの肉屋を日本のみんなにどんなんか見せてやってくれ」


と言われたので、約束通り記事にします。




カナペも最初はびっくりしましたよ。
始めて目にした時は、目を疑いました。

んもう、衝撃的で刺激的。

ウガンダのお肉屋さんってこんな感じです↓



だって、目の前で吊るされてますからね。
そっからはぎ取って売ってくれます。
この豚の足、ぴーーんと伸びてていいでしょ?
目の前で切りますから、肉の部位偽装とかはないです。

店の兄さんもすごいナイフ持って笑って売ってきますから、あんた悪魔か?と思ってしまいますが、、。


もうこちらに住んで一年半なので、これが当たり前に感じられるようになってしまいました。
わたしも強くなったもんです。

そして、むしろこのほうが、「いのちの食べ方」を考えさせられて、衛生上はまったく責任持てませんが、教育上はいいと思うわけです。
日本じゃこんなふうに売ってませんからねえ。


この店は地方の店で、首都だと店構えはもうちょっとマシです。
スーパーに行けばパックされた肉が並んでいます。


ちなみに、この肉屋は、生肉売るコーナーと、出来合いものコーナーがあり(笑)、出来合いものコーナーでは、豚足を揚げていました。


店のおっちゃん「日本のみんなに、この店構えを見せたら、何て言うんだろうな?」

かなぺ (絶句、何と答えたら良いか本当に困った。)「うぅぅぅぅぅ」

店のおっちゃん「どうした?」

かなぺ (まだ困っている)「うぅぅぅぅ」

店のおっちゃん「いい店だって言うだろうなあ。あったかい豚足食えるもんな」







かなぺ「そうですね♥」



2014年1月6日月曜日

かなぺ ウガンダの子どもにもみくちゃ

ずっとサボっていたので、これからはちゃんと更新しようと思います! きょうはなんと動画! カナペが同期のさとみちゃんの小学校を訪れ、現在取り組んでいる森林保全合唱コンクールの背景を説明するクイズと、歌の練習をしてきた映像をJICAウガンダの調整員さんがかっこよく編集してくださいました。





5分ぐらいの映像です。
黒髪ストレートでシュッとしているさとみちゃんと並ぶと、わたしのチンチクリンぶりが目立ってしまいますが、そこは3枚目キャラなので、しかたないです。
だらしない太い足もお笑いだと思って見逃してください。
(半ズボンで行ったことを、映像になってしまった今、猛烈に後悔しています。)


見りゃ分かると思いますが、かなぺ、やっぱり子ども好きなんです。

でも日本でもウガンダでも、子どもはわたしのこと怖がってます。


わたしの愛は子どもには裏返しに伝わってしまうようです。
たぶん愛が濃すぎるんでしょうね。


残り半年はこんな感じで学校訪問をもっとしようと思います!

2014年1月5日日曜日

カナペお気に入り♥ウガンダのドライブスルー


ウガンダの幹線道路を車で走っていると、こんな光景に出会います。



なにやら青い法被のようなものを来た人達が車を取り囲んでいます。



ここにも。




一見、襲われているのかとおもってしまうのですが、
よおおく見ると、みんな食べものを持っているんですわ。


ほらね↓




ということでこれは何かと申しますと

そう!
これは、ウガンダ式ドライブスルーなのです。




青やピンクの服は営業許可を受けたしるし。
ウガンダの幹線道路は、だいたい30分おきぐらいに、
路側帯を広く取ってあるところがあり、
そこにこうして売り子が虎視眈々と止まる車を待っているのです。。

水、炭酸ジュース、チキン串、牛串、レバー串
いろんなもの持ったひとがいます。


車が寄って来てとまるのを見つけると↓



こんな感じで突進して来るわけです。
そりゃーもう、運動会の借り物競走のようです。
(左の女性の帽子と絶妙な角度の右手が素敵!)


カナペのイチオシはゴンジャと呼ばれる炭火で焼いたバナナです。


↑ホンジュラスがやってきたときの写真。
黄色いのがゴンジャ♥

3本で1000シリングぐらい(約30円)
食べるとなんでか知らんが乗り物酔いした感覚になります。
それでもなんでかおでかけ気分でつい、買ってしまいまうんですね。
長野のおやきとかと同じかも。


この売り子が持っている食べ物をナメてはいけません。
幹線道路にもいくつか人気のポイントがあるんですが、
そこではドリンクは冷え冷え、肉はアツアツで出してくれます。
このゴンジャもあつあつ。


ウガンダ人同僚と一緒に車で旅していると、
必ず、「それあったかいか?」ってアツアツであることを確認します。
そういうとこやたらしつこくこだわるので、なんでだろ、グルメだなと思っていたんですが、これは、おなかを壊すことを恐れてだということに気づきました。


だから、ホクホクでおいしいのが食べられます。




日本には道の駅という頼もしい施設が充実していますが、
ウガンダ式ドライブスルーは、なくなってほしくないものの一つです。



今日も、あの若者たちは頑張っているわけで、、、

カナペも実はちょっとやってみたい。

2014 おめでとう、生きてますよ、カナペもシアバターの木も!

あけましておめでとうございます!

前回の更新から2ヶ月もほったらかしにしました。
すいません!!

母さん、ごめんね わたし元気です!




これ元旦のわたし、ウガンダにきて、5キロ増です。
なるべくわかりにくい写真を選びました。
(にしても、腰回りがたくましい)



大晦日は新月だったんですよ。
セレレという町で南十字星をみることを目的に首都からバス乗り継いで8時間かけて行ったんですが、ここ2ヶ月なかったような曇天で、星は全く見えませんでした。
正月から縁無し。



ところで、この、わたしのバックにある木はシアバターの木です。
ロクシタンという有名なプンプン匂う美容用品屋で8g=1000円もするオイルクリームを生み出す実をつける木です。

念願だった木に出会えました!
そしてそいつは花をつけており、もしやもしや、、、と期待しておるわたしです。
何しろ実をつけはじめるまで30年かかると言われています。
念願だったのは、まあ商売できるかもしれんと思ったからというのもありますが、実はこの木はウガンダでは北部にしか生えていなくて、そんでもって、そんな貴重なオイルが取れて高く売れるというのに、なんと伐採されまくっているんです。

良く燃えるので、薪にされてしまうんですよ。いや〜〜ん!!
ったく、だれかもっといいことあるよって教えてやれよって感じなんで、もしかしてあたし?って思うんですが、北部はわたしたちは渡航禁止区域なので、行けなくって、指くわえて見てるしかないです。残念。

ただ、うちの職場の同僚が、ファミリービジネスにするっていって、油を精製する機械を買ったらしく、「カナコ、ビジネスビジネス♥ ジャパンジャパン♥」とラブコールされています。




う〜〜〜〜む。

うまくやったら儲かるかもしれんけど、美容=カナペというのは、全く結びつきません。

まあ、ええわ。


ことしもよろしくおねがいします!