2014年1月11日土曜日

かなぺ、すし詰めハイエースで一皮むける



みなさま


わたくし、いいのか悪いのか知らんけど、また強くなりました。




この年末年始、一線を越えた。。。



何がというと、すし詰めハイエースの洗礼を受けたんです。


参考画像:ウガンダで第二の人生を送るハイエースさん(盗難車の恐れあり)





今年の年越しは同期隊員のおうちで年越ししました。
ここからの帰り、350kmの途中、3時間(地図のソロティームバレ間)を、例のすし詰めハイエースで過ごしたんです。



きっとウガンダ隊員さんには、「今さらかい?」と言われそうですが、そうです。
今さらジローです。(古い)だって、あたし軟弱首都隊員ですもん。
(知床にいたときのほうが、クマ、エキノコックス、毒グモ、シェルツエマダニ、停電、断水、雨漏、ネズミ、突風、大雪、津波、土砂崩れで町が孤立、などいろいろ身の危険を感じる暮らしをしていました。)


← 参考画像:
 ハイーエース、合法だと下記のように16人乗りです。
 (日本では、忘れそうだけどたしか10人)



 かなぺが体験したすし詰めハイエースは→
こんな感じ。


いやはや数えてみたら子ども入れてだけど、25人乗ってました。
これまで20人は経験しましたが25人は始めてだったのです。

その中に100キロ超えてそうな人が3人はいました。(体重に応じて課金せいっ)

あっぱれ、ハイエースの底力。
アフリカの太陽のような日本製品のすばらしさ。(キラリ!)
トヨタは、”かなぺが選ぶアフリカで見直した日本製品ランキング” 不動の一位です。



気がついたんですが、コンダクター(お金受け取ったり、客引きする人)は、ずっと半ケツ中腰で乗っていましたから、見上げた体力です。

カナペは一番後ろで同期隊員とおっさんにはさまれる感じで座っていました。
おっさんの体臭を危惧しましたが、ジェントルマンで問題なし
(クサイ人は、鼻が曲がって失神するぐらいクサいのだ!)
スリに気をつけろとか言いますが、スリするすき間もありません。
そして田舎はみんな結構いい人が乗っている。最初はみんな牽制した感じで乗り込みますが、だんだん肉布団に慣れてきて、10分も乗っていると油断し合い、まあえっかという感じになってきます。
先進国でエコノミークラス症候群とか言っていますが、そんなのがバカバカしく感じられました。
アウシュビッツにいくときのユダヤ人はこんな感じだったんだろうかと、元旦から思いをはせていました。




アフリカにきて、日本で常識と思っていることがブチ破られ、そこに自分が馴染むということが快感になってきています。

でもこれって、逆に自分がもう日本でやっていけなくなってきているってことかも!!


資料画像:ラジエーター冷やし休憩@Qween Elizabeth National Park, Uganda




途中、お約束の、ラジエーター冷やし休憩(故障とも言う)が2回。
アフリカでは、途中で故障しても待てば必ず直ります。
Everything is possible とニヤリと笑うドライバーの本気さはプライスレスです。


この本気さ、みんな隠して生活してるんだなと思います。

そして、本気を出すこともなく(たぶん出す必要がないから出さない)人生を終える人が大半なんではないか、と思う、元旦でした。









***ちなみに、行きに乗ったトヨタ「イプサム」は、10人乗り(前から3人:4人:3人)でした♥



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