2013年4月17日水曜日

NFA Bird Podcast 日本語版オープン

例のポッドキャスト、日本語版もオープンしました
画像をクリックすると飛びます。



こんな取組み始めましたと、ウガンダで出会った観光関係者に一通りメールしまして、「フィードバック」お待ちしています、って書いたら、英語の間違いから、生態学的な部分、マーケティング方法までみんなきちんとフィードバックくれるんですよ。
ありがたい。いま、半べそですが、いろいろ修正してます。

返信くれる人のなかには、「Innovetion!!」という単語を使ってくる人が多いんです。
カンパラの人達はみんなyoutubeは見るけど、ネットラジオって馴染みがないようです。
アップル=高い。ってイメージがあり、ipodやItunesもいまいち広がっていないようです。通信環境がいまいちだから、ウガンダ国内で聞ける人はカンパラの人ぐらいだろうなー。でもカンパラの人だからこそ聞いて欲しいというねらいもあります。

ちなみにこの日本語版の初回はわたしの声です。
はずかしいですが、やむなし。
しかも、鼻声で、くるしくて息継ぎが録音に入ってしまって、それをカットしていきましたが、自分の息継ぎを聞くのはこれが初めてで、自分が生き物だと再確認したのでした。

うれしいのは、これを見ていた同僚が「やりかた、教えろ」と聞いてきてくれたこと!
喜んで伝授しなくては!あとに続くようになったらいいなあ、、、
でも同僚はoutlookのメールチェックもままならないので、道のりは長い。
10年前まではエクセルもおぼつかなかった私に言う権利ないか。


さてさて、
4月から、いろいろ上向きになってきて仕事に追われる毎日でちょっとうれしい。
ただ、生理また来てないのが気になるところです。
終わっちまったのかもしれません。

そんなこんなでバタバタしてたら、いつのまにやら誕生日もすぎていて、、、
気が付いたら38歳になっていました。

たしかにウガンダに来て以来、日焼けして、シミ増え、顔はかなり老けたと自信もっていえます。
「協力隊ですか?(シニアじゃなくて?)」というニュアンスの質問も受けます。(くそっ)

でもなんか、ココロが38歳という年齢についていってません。

それは一番、服装に現れていて、世の中の38才はなにを着ているんだろーかとちょっと戸惑っています。


あたし、大丈夫か??
世の中の人みんな、年齢相応に精神も育ってるのかな?



まあいいや、ウダウダ綴ってすいません。
次回からは、ちゃんと標題にあった話題で短くしますわ。

2013年4月12日金曜日

ポッドキャストを、、とうとう作りました

ウガンダの鳥を紹介するインターネットラジオを作りました!
 
 
上の画像をクリックすると飛びます。
飛ばなかったら→ http://nfa-bird-podcast.blogspot.com/
 
 
やった、やった、でけた!ぜひ試聴してください!感想お待ちしています。
番組はたった、2:30秒です。
もしも、Chromeとかで音声がきこえてこなかったら教えてください。
 
 
今回は、あの、憧れのバードガイド、ジョニーに英語で話してもらっています。
同じ内容で日本語版も作る予定です。
 
とりあえず、タスク1終了(でも今後もたくさん更新するから、始まったのほうが正しい、おえっ)
 
今日は寝ます!
明日は、自分にごほうび!と思いきや、まだまだ課題だらけなのじゃ。
 

2013年4月8日月曜日

ウガンダに慣れる


ウガンダに来てびっくらこいたのは、この写真のような光景です。
こっちに来た頃は、「うわあああ、、牛くんたちがぁぁ」って思ってました。

こんな風に運搬されたら、ストレスで肉まずくなってそうだな、、、
上の人達落ちないのかな、、、
うちのだんなが見たら心をいためるだろうなあ、、、

心ソワソワしたものです。

でも、今では見慣れてしまって、見ても「あ、うし」とも思わなくなってしまった。
慣れるって、コワい。



この写真を見て、気づいた事をあげてください、、、
とかって小学生向けに授業でやってみたら面白そうだなあ。

なにはともあれ、新鮮な気持ちを忘れないようにしよっと!

2013年4月7日日曜日

竹のはなし Bamboo Charcoal

きょうは竹のはなし


↑ これはわが職場裏です。

なんとびっくり、ウガンダは竹が自生しています。

で、もっとびっくりなのは、きのう、この竹と生ごみで炭を作ってる人に遭遇!



ウガンダは、まだガスが全然普及してません。

料理に用いるのは、
1位 薪(86.2%),
2位 炭(45.7%) がほとんどで、
以下、灯油コンロ(4%), 電気(2.4%), ガス(1.8% 含むかなっぺ)です。
*WWF2012資料より

一日に、平均1.33kgの薪が各家庭で消費されているそうで、森が消えている原因のひとつです。

なんとか別の方法で燃料を作り出せないか?ということで、成長が早い竹と、生ごみを再利用して作ったのがこの竹炭!


面白いじゃないか!

この首都カンパラでわたしが出会った、この人頑張ってるなと思わせてくれる人達は、
みんな政府に過度に期待せず、自分でできることは何か自分で考えて、やっている人たちです。そういう人達は、話していて前向きでとても楽しい。環境のことかんがえてる。

これを作っている人は、私有地で竹を育て、ワーカーを雇ってこの炭を作っているそうな。
しかも、ワークショップを開いていて、コミュニティーグループを呼んで、教えているとのこと。

うーん、ここまではいい話なんだけど、、、



こういうのが普及しません。なにしろ、値段が高いのだ。


この、炭は6−8時間もつそうです。お値段2000シリング(500mlコーラ一本分相当)
入れ物のストーブはこの炭専用なので、50,000シリング(1600円相当)
一方、専用でない、ふつうの木炭を使うストーブは15,000シリング(500円相当)

そりゃ、買わないよね。

木切ってきたほうが、安いし、手っ取り早いよね?
生活に余裕がないとこれは買えない。そして余裕がある人はガスが買えるのだ。
それでもこれを選んで使っている人がいるとは思えん。

この竹炭のように、「おっ」というアイデアはいっぱいあるんですが、コストがかかるため普及しないんです。
ガスを普及させてほうがういいのか、、悩ましい。




竹に話を戻すと、プロダクツもいろいろ考えているようです。

竹でこんなもの作れるんだと見せてくれたプロダクツ見本。
右側は靴下です。でもこれは全部中国でつくられたもの、ウガンダでは作ってません。

きのう売られていたのは、ブレスレットとイヤリング。でもはっきり言って、買わんわ、こりゃ。

 もうちょっと、
こころを揺さぶるイイものができたらいいんですがねえ〜
これじゃあ、輪切りにして色塗っただけだろ。


日本ではどんなもの作ってたっけ?
と日本が気になるのでした。

2013年4月5日金曜日

ツイてなかった2−3月 がんばる四月

いまさらながら2−3月を振り返ってみます。

2月−3月、実は暗黒の月でした。
この二ヶ月間もウガンダの人達、いろいろ会いました。

せっかく仲良くなれたなと思うと
「家族が病気だからお金くれ」×2名、←ウソつけこのやろ
「お腹がすいた、なんとかしてくれ」×2名、←これはほんとだろう
「本を出版したいから金出してくれ」×2名、←本気らしいが頼む人見極めなさい
「勉強道具買ってくれ」×2名、←気持ちはわかるが、私が買ってあげる理由はどこにもない
「交通費出してくれ」×2名 ←なんで?
「研究資金取ってくれ」×1名 ←無理。

というようにあいさつのように金を打診されてきて、いやんなってました。
おまけに2月には道ばたで中国人に間違えられ嫌がらせを受け、逆に怒り散らしてしまったり。
ウガンダの人はいろんなものをみんなでシェアし、助け合うというとてもいいところがあるんですが、対外国人に対しては、いろいろもらえる事が前提になっていて、give me, assist me, の一辺倒であることが多く、なかなかgive & takeの互酬性の関係になれません。

「金くれ」はあいさつの一部と、先輩隊員から習ったのですが、日本人のわたしは、露骨に「くれ」と言われると、なんだコイツ、「じゃあやんない」って意地悪に思ってしまうのです。

この2ヶ月間はあまりに激しくて、もう、なんでこんな思いまでしてここにいるんだろう、家族も待ってることだし、帰っちまいたい。と思ったりしました。



でももう大丈夫。
そんな状況もなんとか好転してきてます。

4月に入って、
希望図書が手に入ったり、
環境教育の先生から資料もらえたり、
日本の親切な道の駅駅長さんから資料送ってもらえたり、
スーパーで100シリング(3円)足りなかったら、インド人のオーナーが「いいよ」って見逃してくれたり、、、
わたしの小さな夢に配属先から予算振り分けてもらえそうだったり、


ちょっと上向きになってきた♥

さらに、新しい事はじめようということで、鳥にかかわるある取組みを始めます。
きょう、憧れのバードガイド、ジョニーに手伝ってもらって、なんとか始められそうです!
来週金曜日、沢山の人に聞いてもらえたらいいな〜 

何が始まるかはどうかお楽しみに!

2013年4月4日木曜日

ないものをアウトプットする!苦しさ

協力隊に来てから、企画書を書きまくっています、、、。
このうち何本かが実になるといいなあ〜と種をばらまいてきたわけですが、いつも思いつきの自分のアイデアを文書にするのに相当時間がかかっていました。
(論拠に乏しいんだろうな〜わたしのアイデアは。)

悶々としていたわたし、この記事を読んで自分がどうして苦しいのかがよーーくわかったので共有しますね〜

ほぼ日刊イトイ新聞 おとなの小論文教室「ないものをアウトプットする」
http://www.1101.com/essay/2004-05-05.html

去年プレゼンの授業を受けていたときに教えてもらった、山田ズーニーさんの記事です。
ちょっと長いですが、「ないものをアウトプットする」ときのヒントがあります。

自分が立てた企画を、どう魅力的に表現するか、どう興味を持ってもらうか、、、試行錯誤で苦しいけれど、そこはボランティアの立場なので失敗してもいいから気楽です。
こんな機会二度とないから、もっといろんな企画考えて、書いて、ばらまいて行こうと思います。



2013年4月2日火曜日

Easter Holidays 死ぬかと思ったイースター

このイースターの4連休、わたしは食べ過ぎて死ぬかという思いをしました。

新年早々、シニアボランティアさんのお陰でかなぺは高校生の友達ができました。
とても真面目な子で、わたしのことを「ミセスかなこ」と呼んできます。
(ミセスと呼ばれることに慣れていないので、なんとなくそのイメージにしょんぼりしている、かなぺ37才)

「ミセスかなこ、かあさんが、イースターにごちそうしたいと言っているから来てください。」と携帯メールが来たので、基本イエスマンのわたしは「はい、行きます。」と馳せ参じました。

このかあさんは、以前わたしにマトケの作り方を教えてくださった方です。
今回も作るところから始まるかと思ったんですが、、、

「よく来たね、さあ、これを食べなさい、味見よっ」
と、できたての料理を渡されました。





、、、、、、山盛りじゃないですか。

このあとごちそうだよね?そしたらこれで満腹になるわけにはいかんのです。
でもホクホクで拒否できるわけありません。おいし。全部食べた。ゲップ。







調理場は修羅場と化してました。
かあさんは、
まずルゥォンボを作れとの指示。


中身はこんなかんじ。朴葉焼きのデラックス版??
でも葉っぱ自体に特徴的な香りがあるわけではない










すでに調理してある鶏肉の具入りスープをバナナの葉っぱでくるんで火にかけます。
これをルゥォンボといいます。
バナナの葉っぱは、こうやって食べ物をつつんで火にかけるし、なべつかみに利用したり、いろんな用途に使われています。








これを鍋に入れ、バナナの葉っぱでとにかく包みまくり、火にかけます。
左がルゥォンボ。右はマトケ(緑のバナナ)









作っている間にマトケが出来上がってきましたので、その写真も。



結局こんな具合のごちそうが出来上がりました。



イースター休暇は、ウガンダではクリスマスに次いで大事な日なんだそうです。
こういう大事な日は、日本だと特別なものを食べたりするわけですが、ウガンダの場合は、普段食べてるものの種類を増やして、食を楽しむというわけです。

なるほどね。


あたしゃ満腹。
腹8分目で終わるはずもなく、このところ腹いっぱいの日が続いています。
満腹で死にそうでしたが、おいしくて幸せでしたとさ〜