2013年7月28日日曜日

トマトサク!


ヤタ! トマトの花が咲きました!

それも、




コンポストじゃないタダの土のほう!


ほらね!



おいしい実がつきますように。




ところで、


ボランティア生活もあと一年になり、わたしは既に帰国準備?を始めています。


「荷物を整理する」のと、

「おみやげを買っておく」ってことです。


注:右奥のレントゲン写真が気になると思いますが、わたしの頭蓋骨と背骨です。フフ。
ウガンダではもらえるんです。これも自分へのおみやげのひとつ。


きょうは、布を買いに行きました。



そしたら、コンゴからの布でこんな、森と鳥のデザインがあって、
こういう布は一度逃すともう買えないので、買っちまいました。


しかも12m分
(どーすんの?そんなに!)


気に入ってしまったんですね。

ええ、そうなんです。







*おまけ*  先月参加したブニョロ王朝博覧会のパンフレット、今日入手しました!



だから何なのと思われると思います。
本当にそのとおりなんですが、実はこの写真右下のチンパンジーの部分、
配属先の広告です。

週末残業隊として頑張った成果物のひとつなんです。
自分を励ますために、載せさせてくださいな。




2013年7月25日木曜日

盗みたい、大ボスの話しかた

きのう、今日と配属先の四半期大反省会でした。
首都にある本部と全国に506ある森林保護区を守るレンジャーたちの攻防。
本当は昨日だけでしたが、収まるはずもなく、今日も引き続きやりました。

わたしは呼ばれてなかったんです。

そしたら当日朝8:11am 電話があって、

広報部長「カナコどこにいる、なにしてる? 出発だぞ」って。

わたし「え〜〜、聞いてないっすよ、そんなあ」

広報部長「5月にあったやつの続きだからカナコは自動的にメンバー入りしているのだ。それぐらい察しなさい。」

わたし「(おいこら、そんな理不尽な話あっていいのか、でも呼ばれるのはありがたいことだ。)もちろん、行きます。かたじけない。」


結構時間通り始まって、予算消化が目当てとちらっと聞きましたが、それでも内容は、給料未払いの人達をどう救済するかとか、どうやって、ライセンス管理、植林、材木、観光以外の収入源を考えられないか、中央に集中している財務管理を地方に委任しないか、、など、前向きな話でした。

なにより、わたしがすごいと思ったのは1日目の2時間にわたる大ボスからのお言葉。
わたしは、この組織にボランティアに入れて本当に恵まれていると思っていますが、そのひとつに、この大ボスのもとで働けたということが挙げられます。
わたしの配属先のトップはフォレスターでありながら、政治家の道を進んでいる人です。
40台前半、実は、彼の前任者は、横領で組織を去りました。着任してまだ1年半。なのに、もう何年も働いているかのようにいろんな問題を把握しています。ウガンダでは、年功序列というのはなくて、そのポジションに見合った学歴と経験があれば、若くても採用になるそうです。


この人はさすが政治家、すごく演説がうまい。人を乗せるのが上手。決して叱りません。
ただひたすら、良いところに触れ、解決策を導きます。

彼の話し方の特徴は
1、自分がこれから話す事をまず一言で言う。そして、そのあと間をとる。
  次に、背景の要約→理由→解決策(誰が何をどうする)という順番で話す。
>>これって、ちゃんと整理されてないと話せないと思うんですが、そのへんはきっと脳みそが違うんでしょうね。ほんとに回転が速いんですよ。感動します。


2、個別にスタッフの名前をあげて、その人のいいところを話に盛り込む。
>>気分が良くなっちゃうんですね〜。


3、スタッフが脈絡なくだらだら話していると、「お前がいいたいことはこういうことだね」と要約する→それが的を得ている。
>>カンが鋭いと思うんですよね=頭が良すぎるわー



大ボスは休憩時間も、懇親会も、きちんとみんなに声をかけ、名前を覚え、本当になんてすごい人なんだろかと尊敬しております。
そのへんは政治家の道をゆく人なので、まあいろいろ戦略もあるんだろうけれど、どこの組織もトップはランドクルーザーで移動するというのに、彼は国連から買ってもらった♥って喜んでコロナで助手席に座っているので、庶民派で、大好きです。

ああ、訓練でなんとか手に入るものなら、こういう頭の回転を盗んで訓練したい。
今まで忙しそうだから、結構遠慮してたけど、もっとたくさん話す機会を持たねば!!

2013年7月20日土曜日

そしてかなぺは途方に暮れる

(長くてくだらないです。ご承知置き下さい)

このところ週末は、出張や仕事だったりして何かに追われる日々でしたが、
今日はとうとう、何にも追われていない土曜日を迎えました。

何しよう♥何しよう♥
こんなときはワクワクして朝から意味分からない行動をしてしまうものです。

まず、




ひき肉とグリーンのみそクリームパスタを作りました。


というのも、今週はデータベースをつくるため
初心者にもかかわらずMicrosoft Access2007と戦っていまして、、、
レコード/フィールド/テーブル/クエリ/フォーム
フィールド/テーブル/クエリ/フォーム/レコード
レコード/フィールド/テーブル/クエリ/フォーム
(’%$#”’($#!%’()`*+L”#$%!!!!!

パソコンに向いながら、たまに嫌になって、
(くそーっ! みそクリームパスタを食べたい〜〜、でもウガンダの店にはみそのメニューなんてあるはずない。だから週末は絶対作ってやるぅぅ)
と腹の底から思っていました。

あまりに思いが強すぎて、作り過ぎ、食い過ぎました。


そこで、これはいかん、運動しようということで、ヨガをしました。
ヨガのDVD の冒頭に「食後2時間は行わないでください」
と注意書きがありましたが、見て見ぬフリしてやりました。

そしたらすぐさま気持ち悪くなりました。

やってまった、とりあえず汗を流そうということで、水浴びしました。
そしたら、水浴び場をしばらく掃除してなかったことに気づいて、
掃除を始めてしまいました。


「あたし、何してんだろ、気持ち悪かったのに〜」と気づき、
これは寝るしかない。ということで昼寝しました。




しかし、やらないかんことが山ほどまぶたの裏にあぶり出され、寝られませんでした。
なので、起きました。


ところが、どういうわけか、裁縫がしたくなりました。



チョキチョキ、チクチクしました。
バーククロスとアフリカの布、チテンジでコースターを作ってみました。
わたしはこのバーククロスが大好きなんで
何か作り出し、どっかで売れないものかと思いましたが、
作ってみて、自分が不器用だったことを思い出し、

「不毛だ」

と言い放ったわけです。



気分転換に外へ出る事にしました。

玄関に、癒しのコンポスト実験隊がいました。

おっといけねえ、水やらなきゃ、と思って水やりしました。



そしたらもう夕方でした。

今からみそクリームパスタもっかい食べます。

貴重な土曜日はこうして終わろうとしています。

そして、わたしは途方に暮れる〜♪




P.S.   コンポスト最新情報:70cmぐらいになってきました。
まだ、花咲きません。

わたしが水をやっていると「カナコ、トマト育ててるんだね♥」
と、みんなが話しかけてきます。


もしや、、、きみら、狙ってる?


手塩にかけて育てた「アイコ」(品種です)
盗られてなるものか!


そこでカナペ、                             
「これは日本から持って来た実験用のトマトだから、ちっさくて、おいしくないよ」
と苦し紛れのウソでなんとか盗難を免れようと心が狭い予防線を張っております。

どうなることやら。。。。。乞うご期待!

2013年7月19日金曜日

ウガンダのあじ、おふくろのあじ? いやアレだよ。アレ

今日は、ひさびさに屋内の画像です。


オムライス。


だから何?

すいません。


1年3ヶ月ぶりぐらいにオムライスを作ったんですよ。
で、なんかうれしくって写真撮ったんです。


ウガンダに来てから、料理がなんか苦手になりました。
なんでだろ。作るもの作るものおいしくないんです。笑
だから、うちにもあんまりお客を呼んでません。
外に食べに行ってしまいます。

ウガンダに来る前、2ヶ月間訓練がありますが、その間全く料理をしなかったんです。
そしたら、自分が何を作ってたかとか記憶喪失か?ってぐらい忘れてしまって、
この一年間はパンとバナナとトマトで暮らしていました。笑

そしたら3.5キロも太ったので、こりゃイカンと思って、ちゃんと自炊をはじめました。

下の写真の②ー⑦は、このごろお気に入りの食卓の品です。


①ロイコ  すいません、これはお気に入りでは全くありません。ウガンダのごはんの定番の調味料。和食でいうところの「だし」かな? コレ、後で紹介します。

②ポリッジ ⑤のきび粉と④のきな粉を大さじ1杯ずつ入れて水に溶かし、あっためたものです。これに砂糖をお好みで入れます。ウガンダの人は大さじ山盛り2杯ぐらい入れて朝飯がわりに飲んでます。地方の小学校の昼食はこれだったりします。
こんな、粉を湯でといただけのものなんて、どこがうまいんじゃ?って飲む前は思ってました。
しかーし、これが実はおいしい。

ちなみにわたしは、バナナとレーズンをここに突っ込んで、はちみつを入れて飲んでます。そんなことするから太るんだってば。

③中国産の醤油 最初は別の醤油をつかっていましたが、なぜか甘い醤油で、おいしくなくってねえ。10ヶ月後ぐらいにやっと使い切れたんです。そしてこれは先輩隊員に教えてもらった、通称「銀の醤油」。日本の醤油に近い!200円ぐらい。キッコーマンも手に入るけど、700円ぐらいなんで、この銀のやつで十分です。
(金の斧、銀の斧って話がむかしあったよな。「銀の醤油」ってなんかおとぎ話できるかな)

⑥大豆からつくった、肉の代用品。これ、何て言えばいいんでしょう? 
同期隊員が教えてくれた、すばらしい食材。乾燥した状態でパックされていて、お湯で戻すと、薄切り肉かと思う様な食感のものに変身するのです。
こちらの肉屋は、屋外に肉が吊るしてあって、ハエだらけで買う勇気がありません。肉はスーパーで買いますが、買いに行けないときにもってこいなのがこれ!
お値段も1パック30円程度。しかも一回では使いきれないというのがうれしすぎる。

⑦グリーンと呼ばれる葉もの野菜。
これ、塩とにんにくで炒めただけでも結構おいしいです。上のオムライスにも入れてみました。モロヘイヤのネバネバがないバージョンって感じですかね。茎がしっかりしてておいしいのです。


さて、ここまではお気に入りですが、ここからはオエって話。


①はね、罪なやつなんですよ。ロイコといいます。
わたし命名させてもらうと「ロイコタイマー」ってのがあると思うんですね。
ちょっと解説します。

下の写真のようなスープをローカルフードとして、ウガンダの人たちはほぼ毎食食べてます。
これの味付けにロイコが使われるんですが(全部が全部これではないです。カレーパウダーで味付ける人もいます。)、最初はおいしいと思って食べるんですけど、個人差はありますが、数ヶ月経過すると、この味をまったく受け付けなくなる瞬間がやってくるんです。

摩訶不思議なタイマーなんですけど、

わたしはウガンダに住んで10ヶ月過ぎたあたりで、
「ううっ、あの味か、、もう食いたくない。」となる瞬間が来てしまいましてね。


これはわたしだけではないようです。他の隊員にもそういう人がいます。



いやはや、一体なんなんだー。この調味料!
こういうスープが食べられなくなって絶体絶命の私は、違う味付けの煮豆のソースに逃げてます。

2013年7月16日火曜日

ウガンダ制服図鑑!@Jinja農業祭

Jinjaという第二の都市で、国内最大級の農業祭という博覧会に配属先が出展しました。

これはちなみにやらせの写真。笑
配属先に報告書出すのに使うから、演技してくれって頼んだ。

ありがたいことに、6月のブニョロ王朝博覧会に出たときのレポートを読んでくれた広報担当が、「カナコこれ一緒に出ようぜ」って誘ってくれたので、週末だけ参加しました。

わが配属先は、国内の森を守る組織なので、この博覧会では、植樹のアドバイスや、苗を売ったりするのがミッションです。

もんのすごい人でごったがえし!しかも学生だらけ。
ウガンダでは、セカンダリースクール(中学、高校がいっしょになったもの)で農業という科目があり、この博覧会は、360度どこを見ても、新しい技術や機械を学びに来た学生ばかりが目立ちました。

わたしは、エコツーリズムサイトのPRで行ったんですが、はっきり言って、ウガンダ人学生が大半のこの博覧会では、的外れ。こちらも承知で臨んでいたわけですが、かなぺは、楽しみ方を変える事にしました。

それは、

制服ウォッチング。

いや〜 とにかくね、ウガンダの学校はどんなに貧しくても制服だけはみんなちゃんと来てます。このへん、さすが「人は見た目が9割」の国なだけある。

↓こんなシンプルなのもあれば、、


↓赤のチェックでかわいいのもあったり


↓ちょっとわかりにくいけど、紫なんてのもあって

わたしは3日間このおばちゃんのポショ(ブレンドされた粉を湯でといた飲み物=うまい!)
で生きていました。

↓でもわたしが一番いいと思ったのはこれです。
おそらく同僚の白いマフラーが気になると思うんですが、似合ってるから許してください

↑なんかスポーティーで、スカートのラインがかわいい。
「おばちゃんにも、着させてくれ!」って言いたくなるようなデザイン。

ここの学校はウガンダでも有名な進学校なんだそうです。
なんと、この期間中に2回も来場。
しかも2回目はわが配属先への質問状を用意して来たというツワモノ学生たち。
40分ぐらい話して、去って行きました。



そんなこんなで、ウガンダ制服図鑑プロジぇクトと勝手に名付け、おっさんのように楽しんでいたわけですが、さすが農業祭、不思議な果物を同僚が差し入れ!


レモンぐらいの大きさ。
学名をPunica granatumというんだそうです。

気になる中身は、なんか、クリスタルみたいな種たち。
一個一個の種にわずかに果肉がついていて、カリカリしながら食べます。
歯ごたえよし。


うまかった〜。



そして、この農業祭、面白かったのは、スイカ売り。

ちなみにこのスイカは、イラク帰りのなぞのウガンダ人がごちそうしてくれました。

スイカ売りの人は、ナイフとスイカ一個まるごとを持って歩き回ってました。
振り返ると結構危ない話じゃないかと思いますが、
お客さんの目の前で、一人前をカットして売るという商売。
これで一切れ33円ぐらい。


ウガンダの人はまな板を使いません。
でも、巧みに切れない包丁を使いこなして、野菜や果物を切ります。
このまな板を使わない切り方をマスターしたいものです。





いや〜 農業祭。やっぱりエコツーリズムは関係なかった。ゴメン、ディレクター!

2013年7月10日水曜日

電波おばちゃんシリーズ2 Jane Goodallに会えた!!


きょうは、別の部署の部長と同僚と3人で仲良くお昼を食堂で食べていました。
「カナコ、ボランティアが終わったら、NFAのExcecutive Directorに応募しなさい」と言われて、「意味わかりませんよ、はっはっはー。」と流していたんです。
(ランチタイムはこんな夢物語がいっぱいです。ちなみに一番始めのEDはノルウエー人だったそうです。だから日本人でもおかしくないんだって。何それ。)

そしたら、秘書の女の子が、紙をもって登場

秘書ギャル「ジャスティン(同僚)、カナコ、いまからエンテベに行って」

同僚とわたし「ん?」

秘書ギャル「Executive Directorがいくはずだったイベントがあって、それに行って欲しいの。」

出た!またか!
おっと、また、電波おばちゃんか?
こんどは誰だ?

秘書ギャル「Jane Goodall が来てるの、交流トークショーがあるから行って来て、車呼んであるから」

わたし「何時からなの?」

秘書ギャル「14:00」

わたし「今何時?」

秘書ギャル「14時5分」

わたしたち「&%$##”())&%$#””!!!!!」



車が呼んであると行ったのに、車はなく、結局出発したのは14:30。笑
14:00から始まる事はまずありませんが、白人のイベントはそのへんが読めません。
着いたら15:30、ほぼ終盤でした、、、。そりゃそうだ。

席が後ろのほうしか空いてなくて、座ったけど、マイクの音量が小さすぎて何しゃべってんのかさっぱり不明。
とても残念。


ちなみに、チンパンジーの研究の第一人者であるJane Goodall さんとウガンダは、ずっと大事なパートナー。彼女の財団がこの国の自然保護を支えて来ているといっても過言でないかも。
わたしの配属先も、一部の森林保護区ではこの組織に支えられて、エコツーリズムをやってきました。



電波おばちゃんに変身したわたしは、講演終了後もちろん直撃。

その場で買った、環境教育の冊子にサインをゲット。

こんなことなら、もっと著書を読んでおくべきだったと大後悔。
でも世の中そんなもんだ。というふうに、またいつものように心を片付けて帰って来たのでした。

Jane Goodallさんがどんな方かは、こちらからどうぞ。

この組織の上部サイトや出版物や写真はどれもとてもセンスがいいです。
この財団の戦略も気になるところです。
もうちょっと勉強しなくては!

2013年7月6日土曜日

えー、それ表紙にするんですか?

明日から、Jinjaという第二の都市で 農業祭というのがあります。

最新の農業機械とか農業技術とか紹介するイベントで、ウガンダでもかなり大きいイベントなんです。

そのイベントに我が配属先も出ます。樹木の種やら苗木を出すそうです。
そこで、無料配布できるパンフレットかなんか作ったらどうかな?って提案しました。

そしたら言い出しっぺのわたしが作ることになりまして、作ったのがこれ。
ない知恵を絞り出してつくりました。


こちらおもて。三つ折りです。右端がいちおう表紙
真ん中部分が裏表紙になります。
ほんとうはここに地図を載せていましたが、
消してそのかわりに支所のアドレスを入れろというので、
ゴチャゴチャするけど入れました。

ウラです。目的ごとに売れ筋の苗木を紹介しています。
下部分の情報がすくないよお、、、、、。


最後これに落ち着いたんですが、ここまでくるのに一悶着。

もめたのは、表紙。

わたしゃ、シンプルなのが好きなんです。
だから、タイトルと写真だけいれてました。

そしたら相談してたマーケティングの人が、「カナコ、この表紙かえよう」って。

カナペ「あれっ?なんかダメっすか?」

マーケティング担当「このオモテの真ん中にある、このコンタクトの部分が一番大事だから、これを表紙にしたい。」

???は???

かなぺ「ん? もっかい言ってください」

マーケティング「だからさあ、、この問い合わせ先がこのチラシで一番重要だと思うんだ。だからこれを表紙にしようって言ってんの」

つまり、このズラズラ書いてある、支所の情報とかを表紙にしろというのかー??
なにぃー?? そんな掟破りなことがあるのかー?
問い合わせ先はふつう裏表紙でしょう?

予想もしなかった提案に、心が3mぐらい下がる。


かなぺ「写真消してしまうってこと? アドレスだけ表紙にずらずらならべるんですか??」

マーケティング「そうそう」

えーー!!??ヘンだよ!!

かなぺ「ちょっとちょっと、それは斬新ですね、でも、意味わかりませんよ。何のパンフかわからんじゃないですか。表紙って文字が多いと敬遠されて持って行ってもらえなくなりませんかねえ?」

マーケティング「いや、大丈夫だ。みんなが欲しい情報だもん」

おいおい、真面目に言ってんのか。
文字だらけのパンフなんて誰が見るの?
ここは負けてはならん。


かなぺ「いや、あり得ないっすよ」

マーケティング「ほかのパンフレット見てみ、みんな住所書いてあるでしょ?」


かなぺ、見てみる。


しまった、、、
たしかに。けっこう書いてある。

字ばっかりだヨ!
こんなん誰ももらってってくれないんじゃないかな?
まあ、私の作ったのだってたいしたことないのは百も承知ですが、でも表紙に連絡先がずらっと並ぶより、まだちゃんと表紙らしいものがあるほうがいいんじゃないか??、、、卒倒しそう。



かなぺ「.............」

だまってみる。

マーケティング「わかた、今回は、カナコのいうとおりにしよう。でも、写真の下にうちの本部の住所は入れてくれ。」


かなぺ「オッケー♥」


マーケティングさんは、若干不満気味でしたが、押し出しでカナペ辛勝しました。




なんかね、Simple is Best という言葉はこの国には ないんですね。
服のコーディネートとかはすごくいいんですけどねえ、なんで出版物になると、こんな色使いやら、文字の大きさやら、フォントやらえらいことになるんだろ。
とにかくごちゃごちゃ、いろいろ、国旗に写真に文字に,,,etc    五目焼きそばみたいなのがいいみたいです。

これって、昭和の日本の家と同じだなあ。


だから、欧米の援助機関が作った出版物か、ウガンダの人が作った出版物かどうかは一目見ればわかります。

配る相手に合わせるべきなんだろうけど、、、


さいごに、
できあがって、マーケティングに印刷したいけど、紙ある?って3回目だけど聞いてみたら(1週間前から催促していた、、、)、

「ない!カナコ、とりあえずエコツーリズムの部門の紙かしておいて!」



カナコ成長しました。
ははーん、やっぱりね。これも予測済み。準備しといた。
そしてキレなかった。

でもここでわたしが紙を出すと、次も期待して来るのは目に見えている、、、。
でもせっかく作ったのに、、、。ううう。
いつもこういうジレンマとの戦いです。


月曜日の朝出発するらしいから、、日曜日の夜、結論出すか、、、。

2013年7月5日金曜日

悩み相談:いつも半年しかもちません


相性が悪かったわけではないと思うんです。


だっていつだって必要なときは温めてくれましたからねえ。


前のはね、ちょっとギクシャクしてきたなって実感もあったから、まあ、こちらも覚悟できてたんですけど、今回はねー、突然だったんです。


だから、こっちのダメージも大きくてねえ。


冷たい態度で、あのあたたかさはどこへ行ったのって感じになっちゃって。。。


次に踏み出すまでに、4日かかりました。


ほんとに。
だって、私ってバカで、似た様なのにやっぱりひかれてしまうから。

ウガンダの人が別のを紹介してくれたりしたんですけど、見た感じちょっと今までにないタイプだったんでで敬遠しました。

でも今日ね、とうとう踏み切りましたよ。

あたらしいのゲットしました。


それは、





電気ケトル。
(ガス使いすぎると交換が面倒なのと、料理が楽になる、水浴びがお湯浴びになるので、必需品なのです。)





もう、ウガンダのって、半年タイマーが仕込んであるのか、ぜったい6ヶ月ぐらいでご臨終。
故障する部分が同じじゃないので、次買うときの対策にならない。

だから、違うメーカーを買ってみるんですが、
1台め中国製(1000円程度 電気伝わるところのまわりがだんだん融けた)、二台め南ア製(先輩隊員から新品いただいたもの 通電しているのにちっとも温まらなくなった)、どちらもおなじ半年タイマーだった。

今回は、ウガンダにはびこる謎の中国ブランドSaachi、約1650円
日本製を探してみたら、なんとシャープのケトルがありましたが、4000円ぐらいで、高くて断念。
ウガンダでは日本製があまり見つけられません。(日本製ばかり集めた店がちょっとはありますが、、)
需要はあるはずだから、どんどん進出したらいいのにと思ってましたが、日本製は必要ないと最近思うようになりました。
なぜかというと、日本製は質がよい、機能がいっぱい、保証ある、高い、、という特徴がありますが、これはアフリカには合わないんです。

高い→盗まれる可能性も高い
質が良い→アフリカだと、いくら日本製とはいえ砂埃や電圧ですぐだめになる。
機能がいっぱい→みんな説明書読まない。ボタンが複数あると大変。(配属先のコピー機もホチキス芯を取らずにソーターにかけたりして紙詰まりして機械に怒ってる。機械に同情しまくりのカナペ)
保証がある→保証って何か?ほとんどの人がサービスを知らない。





おっと脱線してしまった。
今回はこれまでと変わって、底のプレートからあっためるタイプにしてみたんです。
ちょっとはマシになるんでないかと、、、。


もう、ほんとに頼むから、どうかどうか一年持って〜〜〜