2012年10月31日水曜日

おいしくて危険*ウガンダのおやつ


きょうはウガンダのおやつを紹介します↓
カバレという、ルワンダ国境に近い町のお店で撮った写真です。
左下のジャンボサモサがご当地グルメなんだそうな。


だいたいこんな感じです。
油っこいか、ど甘いか。
油っこいほうは、ほんとに油ギッシュです。食べていると指に油がじゅわ〜〜っと染みてきます。
ウガンダのケーキは、シルバニアファミリーのミニチュアみたいなかわいい作りで一見、チャレンジしたくなりますが、砂糖のざらっとしたのの塊がベタ塗りされており、「虫歯ウエルカム」って感じで、ザラッとした食感とともにもれなく後悔します。

でもこのラインナップも慣れてしまうと人間というのは油と砂糖に弱いものでどれもおいしく感じてしまうわけです。わたしだけかな?
そしてこの食べ物たちは安く、道端で気軽に手に入るため、本当に危険なんですわ〜〜。




と、さんざんネガティブに書きましたが、この中のイチオシはサモサ!

そしてこの写真のサモサは首都カンパラではあんまり売ってないんです。
このジャンボサモサの中身は肉でしたが、豆が入っているのも売っているのを見かけます。
春巻きが三角の形してるって言ったらわりと近いんじゃないかと思います。
脂っこいけどおいしかったヨ〜。

みなさんも食べに来て〜。これを食べながら、カバレの町を散歩しよう!


***マールブルグ熱という病気が実はこの町で始まってしまっているのがとても残念です。はやく終息することを願います。

2012年10月30日火曜日

ウガンダのすてきガイド 1

きょうはウガンダのすてきガイドを紹介します。
先日国立公園に行ったときに案内してくれたガイド、Lukeさんは、わたしがこれまでの人生で受けて来た自然ガイドの中でも、知識・真面目さ・ホスピタリティなどピカイチの人でした。

Lukeさんは、鳥好き。変態の称号を与えられるほど詳しいです。

わたしは彼の案内でコミュニティーツアー(15ドル)というものとバードウォッチングのツアー(20ドル)に参加しました。
コミュニティーツアーは、読んで字のごとく、村を案内して回るツアーです。
しかし、最初から鳥がわんさか出てしまって(時刻は午前10:00ごろだというのにね)、コミュニティーに入るまでに10羽ぐらい確認。おまけにわたしが鳥の名前のスペルを聞くもんだから、100m進むのに20分ぐらいかかっていた気がします。
でも困った顔もせず、親切につづりをノートに書いてくれたり、図鑑出して調べてくれたり、、、他のお客さんも巻き込んでしまったけど、とにかく質問すると立ち止まって丁寧に答えてくれる親切なガイドさんでした。

コミュニティーツアーで、現地語しか話せない薬草使いのお医者さん(写真右)の通訳をするLukeさん。
このコミュニティーツアーはゼルダの伝説みたい。
薬草やら、お茶畑やら、飲み物食べ物、地元の名人やら出て来てすごい楽しかった!


外国人が沢山やってくる国立公園なので、自然にホスピタリティーも磨かれていったんでしょうかね。
一緒に行ったi先輩とは「おそらくツアーこなしている数がはんぱないんだろうね〜。目の肥えた鳥好きのお客さんも多いだろうから、鍛えられてるんだね。」と彼の事を話していました。

夕方のバードウォッチングガイドは、最初にLuke自ら「2時間ぐらいで戻って来よう」って言っていたのに、終わってみたら3時間経過してて、暗くなるまで30種類の鳥を見せてくれ(この日は雨が降る前だったから少なめ。多いときは50−60種類は見られるんだそうな)、終わった後は宿に戻ってちゃんと図鑑でその日見た鳥を復習してくれました。

よくよく聞いてみると、鳥はこどもの頃からの独学。
双眼鏡も図鑑もなかったけれど、日々行き交う鳥を観察して覚えていったそうです。
「Birds of East Africa」という電話帳並の厚い本と、大きい双眼鏡を大切にしている姿を見て、いろんな道具を当たり前のように最初から手に入れて、ちゃんとメンテナンスしていない自分を恥ずかしく思いました。
生まれ育った場所の自然が大好きな人が、その土地を案内する、、って理想的なことだなあ〜〜うらやましいなあ〜〜と強く思いました。

Lukeさんはこれからも、この地元の自然を紹介する仕事を続けて行きたい。と。

うんうん、頑張ってくれ!!



+++おまけ+++

さてさてウガンダの自然好きと友達になろう作戦実行中のわたくしですが、首都にとどまらず、地方も作戦展開中ですから、もちろんこのLukeさんにも友達申請したところ、なんとさっき電話かかってきました!

か「ハロー」

る「ハローカナコ、友達申請ありがとう」

か「いえいえこちらこそ」

る「ところでさ、10月20日の24時間バードウォッチング大会、かなこは行ったのかい?」

か「ああ、用事があってね、行けなかったの。セレモニーは出たよ!ルークは?」

る「おれね、もちろん参加したよ。12時間で180種類見た!(←うれしそう)」

か「180!? 全部識別できたのかい?」

る「うん!」


やっぱり変態でした。
また変態の友達が増えて、あたしゃ幸せ。

2012年10月29日月曜日

心の友は木登り上手の盗人


わたしの心の友は、我が職場の警備してくれてる人達で、この職業はアスカリさんと呼ばれています。

ほんとはちょっと怖いぐらいが警備員としてはいいんだろうけど、彼らはわたしを癒してくれる存在です。
基本は門番なので、わたしがどっかから帰って来て疲れた顔してたり、なんか落ち込んで帰ってくると、「You will be fine, I wish all is well with you」などと励ましてくれます。

そんな彼らの楽しみは、敷地内のフルーツ盗り。

このまえ木の上から話しかけられたので、上を向いたら、アボカドをとっていました。


このアボカドの木、すごい大きくって軽く25mはあります。
アボガドは中央アフリカ原産で外来種ですが、ウガンダにそこらじゅうにはびこっています。ウガンダはいろんなフルーツが楽しめますが、ほとんどは持ち込まれたものです。



いや〜それにしても、ここまで登ってスティックでたたいて落とすとは、お見事。
アボカドの木があるくせになんで実が落ちてないのかずっと疑問だったんだけど、謎が解けました。
すごいよね〜 こうやってきみたちが採ってたんだね。

わたしもヤマブドウとってたから気持ちはわかるけど、きみの木登りスキルにはかなわん。



***おまけ***
こっちのアボカドはとっても大きいです。




わたしは、日本にいるときアボカド大好きだったんですが、こっちのはあまりに大きすぎて、間食する前にどうも気持ち悪くなってしまい、最近敬遠するようになりました。残念なことです。ちなみにマーケットで買うと、一個23円ぐらいかな。首都なんでちょっと高めです。

2012年10月28日日曜日

ウガンダってやっぱ鳥がすごかった!ーbig birdingday day3 -

年に一度、ウガンダ国内47カ所で24時間鳥を観察して種類を競うBig Birding Day!
2回の週末を利用したイベント、この土曜日は結果発表の日でした。

***この日のメニュー***
朝7:00 エンテベ植物園で野鳥観察会
昼13:00 結果発表会

→ 一年に一度、ウガンダの野鳥愛好家と友達になれるチャンス!!これを逃してなるものかっということで、名刺20枚と連絡先記入用のノートを持って、無料送迎車が出るカンパラ市内のNGOの拠点に集合。
(もちろん鳥の勉強もかねていますよ)

いかにもウガンダらしいことに、野鳥観察会はエンテベ植物園で7:00開始なのに、そこから34キロ離れたカンパラを出発する集合時間も7:00と公式にアナウンスされていたんですよ。どうよ、それ。
もっとウガンダらしいことに、「7:00に出発するから、7:00より前にこないとダメよ、たなか(→よくファーストネームと間違われる)」と言われたんで、そんな、オンタイムなんてウガンダらしくないじゃんかと疑いつつも10分前に行ってみたら、たった4人だけがすんごい眠たそうにして待ってて笑えました。(君らエラいね)
その後ワラワラ集まり始め、出発したのは7:20am。(それでも予想より早い)
車中でさっそく営業開始。わたしのフルネームは偶然にも、現地語で「子どもに向って吐け」という意味があります、恰好の自己紹介ネタなので、もちろんそれを使ってみんなに自己紹介。日本にはツルの仲間はいるのかい?とか、うれしくなっちゃう質問が飛び交い和気あいあいと到着しました。



これは午後撮った写真。晴天なり。 午前は、、、、知りたいですか?
時刻は8:20am 

鳥観察にはちと遅いのです。
しかも雨で、鳥かくれてしまいました。
1時間ぐらい観察しようってことだったけど、ほとんどの時間雨宿りでダベって終わり、誰かと仲良くなってなんか食べ物もらうというわたしの野望は達成されましたが、鳥は20種類ぐらいしか見られませんでしたとさ。

午後はローカルフードが振る舞われ(ウガンダのイベントはごはんが出るのがふつうなんです。出ないとみんな不機嫌)
セレモニーが始まると、子どもたちの踊りや歌が披露されつつ、10/20に24時間行われた鳥種類カウントの結果が発表されました。






ちなみに過去の記録ですが、24時間の観察で、2010年は622種類、2011年は569種類、が観察されています。
毎年参加人数も会場数も違うので、単純に比較することはできませんが、今年はウガンダ国内47箇所で行われ、656種類、ウガンダで見られるとされる鳥の63%がこの10/20(土)たった一日でカウントされました。
これってすごいことなんじゃないの〜〜、感動!! 24時間観察してた鳥好きの変態たちに乾杯だ!

来年はわたしもやりたい!


***素敵なおまけ***
ところで、この変態の中にもキラリとまぶしい、ダンディガイドがいました。
ウガンダバードガイドクラブのクラブ長、ジョニー。
イラスト画像とさせていただきます。
彼はなんかオーラがある、素敵な鳥ガイドさんで、ルックスもずるいし、ウガンダNo1鳥ガイドと呼ばれています。
わたしも、一緒に参加した先輩隊員iさんも、「すすすす素敵なおじさまだわっっ!!」と一致しました。
(ホンジュラス、心配ご無用です。念のため、、いつものミーハー魂ですから。)

近日中に彼の鳥ツアーに参加したいと思っています。
そしたらアップしますよ。


2012年10月25日木曜日

祝日が急に生まれた オワタ

オワタ。


きのう同僚から「明日祝日だよ!」って言われた。

うそー。マジか?? 何それ。やりたいこといっぱいあるんだけど。



このところ忙しくて新聞読んでなかったんですが、どうやら先週突然26日金曜日は祝日にしますって10月18日に公式アナウンスがあったらしい。
イスラム教のEid El-Adhaをお祝いするとか。(ちなみに、ウガンダでイスラム教は10%ぐらい)
祝日も急に生まれるんだなあ。すごいなあ。
でもこのタイミングはイヤだなあ〜〜
わたくし、いろんな落とし穴にハマっています。

月曜日から調査に行こうと思って、金曜日にいろいろ最終確認入れようと思ってたのに、、大丈夫だろか、、、。
せめて、自分で自分の落とし穴作らんようにしたい。


***おまけ***







エコツーリズムの資源調査に行ったら雨に降られたんですけどね、、
この子がバナナの葉っぱを持って走って来て、
「どうしたの?」って聞いたら、
「傘にするといいよ!」って。


んもう、かわいくてしょうがないです。

2012年10月23日火曜日

バナナペーパー営業行脚進捗1

なんか、うちのダンナさまがfacebookにリンクしてくださったおかげでたくさんの方に訪問いただいたようで、ありがとうございます。
ウガンダの生々しい情報おつたえしていきますね。フッフッフ。



で、早速もぎたて情報ですけど。

ちょっと聞いてくださいよ!!奥さん、やりました!!

ってまだ早いかもしれんけど。

ウガンダのある有名ギフトショップチェーンに例のバナナペーパーギフトバッグをお店に置いてくれませんかと問い合わせたら、「interesting! さっそくサンプル持って来て」ってオーナーから連絡もらえたんです!!

ヤター!

で、さっそく今日お店にサンプル置いてきました。


どうなることやらどうなることやら。

きょうはウガンダに来て一番うれしい日でした。

でもこのあとどんでん返しがあるかもしれないからそれにも備えます。。。。。

変態と友達になりたい


ウガンダに来て4ヶ月が過ぎようとしています(早っ!)
そろそろ、共通の趣味がある変態的な友達が欲しいぞ、、、ってことで、年に一度のビッグイベント、Big Birdingdayという鳥好きによる、鳥好きのための、鳥をカウントするイベントのオープニングに行ってきました。
まず興味深いのは開始時間の告知。
ポスター→15:30~
メールのリマインダー→16:00~
となっていました。
で、16:00ちょっきりに行ったら、5人ぐらいしかいねぇーし。さすがアフリカ。
結局始まったのは17:00でした。でもこの1時間の間に、うしろに座っていた西部でガイドをしているというピーターさんと友達に。この人はふつうだった。(+1)



プログラムは、「How do we connect birds to people」というテーマでマケレレ大学の先生の講演があり、鳥は時間、季節、さまざまな環境の変化を教えてくれている、鳥を見て行くことで自分たちの環境も知る事ができるんだというような内容でした。

気づいた事
1、前から聞いていましたが、ウガンダ人はプレゼンがうまいっ!!めちゃ勉強になります。
TEDトークに出て来てもおかしくないぐらい、テンポよし、ユーモアあり、クイズあり、インタラクティブな内容で時間きっちりでした。
しいていえば、鳥のイベントなんだからもっと鳥の写真を使えばいいのにってとこかな。
大学の先生だってこともありますが、聴衆とやりとりしながら進めるプレゼンは、わたしが最も憧れているやり方!
あたりまえだけど、講演者は一度もスライドを見ず、時間きっちりで、きちんとまとめとメッセージがありました。(わかっちゃいるけどあたしゃ毎回このどれかが欠けるんだな〜)

2、鳥好きちゃんといました
終了する頃には150ぐらい椅子がありましたが、満席でした。
男性が圧倒的です。世代は様々。結構若い人もいる。変態度高い鳥マニアみたいな人もいました。
そして驚いたのは一眼レフ+バズーカ望遠レンズを所有し、鳥をかっこよく撮るウガンダ人写真家がいました!

途中みんなでバードコールをする時間があって(鳥のなきまねタイム)、、、、変態度が200%増しぐらいになりました。


再確認した事  野鳥観察は金持ちの趣味 
→ 双眼鏡と鳥図鑑を買うと、一ヶ月分の給料以上お金がかかります。
カメラ買いたくなるよね〜。
集まっていた人達は、やっぱり欧米人系も含め裕福そうな人が多かった。
このセレモニーでも、この金がかかる趣味をどうやったら広められるかということが少し議論されました。とはいえ、双眼鏡と図鑑は高いわほんとに。


 
さてさて、このイベント、このセレモニーの後、日本の連判状みたいなサインボードに署名し、なんとウガンダ国内47カ所にわかれて午前12時から翌日の12時まで何種類の鳥が見られるか定点観測するという決死のバードウォッチングが行われました。(わたしは所属組織の大掃除で行けませんでした、変態の友達つくる最大のチャンスを逃した、、残念 来年は絶対。)

これが、連判状です。24時間鳥観察の誓いをたてた愛すべき変態達。笑
「田中」をさがしてください。
その下の「デニス」ってのは、日本語習ってる学生さん に「書け」って言ったら書いてくれたやつです。
でも名前デニスじゃなかったけどな? どうなってんだ、あの人の名前?? 源氏名かな?

今週統計が取られて、来週の土曜日に早朝超団体バードウォッチングと24時間バードウォッチングの結果発表式典が行われます。

わたしももちろん参加します。
また、様子をアップしますね。

で友達はできたのかっていうと、さっきのガイドさんのほかに、、
・講演したシロアリ研究家でマケレレ大学の先生
・マケレレ大学で日本語を習っているツーリズム学科のケニア人留学生2名+南スーダン人留学生1名
・ウガンダでこの人より鳥を知っている人はいないであろうと講演会でいわれいた鳥ガイドさん1名

という収穫でした。
どうでしょう、変態度高いでしょうか。ふふふ

変態と形容していますが、これは何かに熱中できる人というポジティブな意味です。誤解のないように。

***おまけ***
ビニ弁シリーズに新種発見!
きょう、キヨスクに行ったら、前にならんでいたおっさんが、、おっさんが、、これを買っていました。

注意:この写真は再現画像です。
そう。まさかの、まさかのビニ水!
おっさん、穴開けて飲んでた。そして冷えてた。。。おいしそうだったヨ。

2012年10月22日月曜日

バナナペーパー工場操業開始!


以前このブログで紹介したバナナペーパーの研究者さんが、とうとう自分で事業を開始し工場をオープンさせたので、見学に行ってきました!
click here, for the article in the past

Eco Friendly Innovations Development Center LTDという名でオープン!
右手にあるのは繊維をこまかくして叩く機械。これがないとダメらしい&これに水がいるらしい。
自宅近くの空き家に機械を持ち込んで、生産がすすめられています、、、と思いきや、、、残念、水不足で機械は動いていませんでした。


でも中では、ギフトバッグ作りがすすめられています。
全部バナナの茎から取った繊維でつくられたもの、この写真では色合いや質が伝わりにくいですが、とてもよくできているんです。




ウガンダ、独立50周年記念バッグ。
デザインと色使いをもうちょっと白人好みにすればギフトショップのラッピングに使える?
The string for carrying is also made of bananafibers!!


そして丈夫です。色もいろいろ増えました。
従業員は5人+ケニアからの研修生が手伝って、頑張ってるぞ!

このペーパーはわたしのボランティアの任務にあんまり関係ないんですが、でもなんかこの人頑張っているので応援したくなってしまい、つい足を運んでしまう訳です。

で、このギフトバッグを、クリスマス前ってことでカンパラ市内のギフトショップに置いてもらえないか聞いてみて来ようと思い、サンプルをもらってきました。
3000シリング(約100円)で売れれば、利益が出せる計算なんだそうな。
市販のギフトバッグと変わらない値段なので、いけるんじゃないかと思っています。

バナナの茎はから繊維をとって何かに使うという取組みはいろんなところで始められているようですが、ここウガンダではいまいち認知度が上がっていないようです。
茎は牛の飼料になったりして、他にも使い道があるみたいですが、ペーパー作りもその選択肢の一つとして産業化されればいいなと思います。


研究者のGodfreyさん。日本にも研修に来ています。いつもエネルギッシュで元気もらえます。
まだ20代後半です。悪かったなわたしは30代後半だ。
These hats are also made of banana fibers!! His friend is an artist and made it for him!

そのためには、まずニーズ調査が大事ってことで、お店をまわってみます。

そしてわたしはこの紙をつかって名刺をつくろうと思います!!
うまくいったら、大統領の名刺をバナナペーパーにするという企みも、、、。
夢はおおきくなくっちゃね!

これを読んでいる日本のみなさんも、ウガンダのバナナの紙で名刺をつくりませんか??

Additional info;
 I've got a email this morning and it said the owner of the gift shop is interested in this products!!  I brought some samples at their store. We are now waiting for their response!
We keep our finger crossed!!




2012年10月17日水曜日

だから放っておけないんだ〜

 カンパラを脱出して調査に2カ所行ってきましたが、地方の景色を見てやっと自分の配属先(国家森林機構)の役割がわかりました。

それはなにかというと、この国では森は放っておくとなくなっちまうということです。

ウガンダは起伏に富んだ地形で、丘やら山やらあるんですが、なんかですね、、、足りないんです。

木がないんですよ。



北海道の稚内とか襟裳とか、風が強くて木が育たないところに景色が似ているので、うわ〜北海道そっくりだ!と見ていたんですが(条件的に育たないところもウガンダ国内にはもちろんあります。湿地も多いしね。)、8時間バスに揺られて、行けども行けども、木がね、ほんとに生えてないんです。そのかわりどこに行けども民家はある!


じゃあどうしちゃったのかというと、、、切っちゃったってことのようです。






あちゃー


何のためにかというと、火を起こすため。

ここウガンダではガスを設置しようと思ったら先生の給料1ヶ月分かかります。
それに都会なら普及しているものの、田舎はまだ木を燃やして調理しているおうちがほとんど。
国立公園や森林保護区でもないかぎり、ガンガン切られています。
切ったところはハゲ山になちゃってるんですよ。
それが稚内の宗谷丘陵みたいに見えるんですけどね。笑

なので、うちの配属先はウガンダ国内にある506の森を、森林保護区に指定して木を切らないように管理しています。
でも職員は340人しかいないので、保護が追いついておらず、今、この瞬間も燃料にされてしまっています。
おまけに、早く伸びる木をってことで、外来種の木が植えられていて、コアラの好きなユーカリが植えられています。
ユーカリは専門家の間で賛否あるようです。その話はまたこんど。)


いったいこの森林伐採をどうやったら止められるんだろうか??
わたしの同僚MR.カビの悩みを共有できた気がします。

日本はどうやってガスを普及させられたんでしたっけ?
でもガスが解決策なのか?って話もあるよな。




***おまけ***

このまえ行った国立公園近くのまち、カバレは、同じように木が切られていますが、、ちょっと違いました。



US50ドルの宿に1泊。羽を伸ばすかなぺ。


ちゃんと切った跡の土地を段々畑にして利用していたんですよ。
お茶畑になってたりして、静岡を思い起こさせる景色でした。

2012年10月14日日曜日

”木と鳥のミュージアム@カンパラ” 構想

いやはや、ウガンダの森林保護区を一カ所、国立公園を一カ所見に行って来てすっかりブログ更新が危うくなりました。

国立公園の話をしたいのはやまやまですが、もうちょっと先にします。
(調査にいって帰ってくると必ずゴキブリが一匹迎えてくれます。今回も呼んでもいないのにきました。いらない歓迎だ。)

わたしの自宅は職場の敷地内で、森林機構の本部なので見せ物なんでしょうね、木がいっぱいあります。
まわりはびっくりするぐらい黒煙モクモクの工場街ですが、ここだけオアシスです。
芝生もあって、土曜日は結婚式があるぐらいの素敵な場所です。

でもそれ以外は使われてません。
で、
ここを木の博物館にするってのはどうだろうか?  と  先輩隊員Iさんからのヒントで思いつきました。感謝!

ということで、この敷地内の「資源」を調査しようということで、生えている樹木の調査と早朝バードウォッチングを始めたんですよ。毎日見て歩くことにしました。



 結構楽しくて1時間ぐらい夢中で見ています。
かわいい鳥もいっぱいいますが、キモイ鳥が多くて、、、。

以前紹介したハゲコウが、やはり朝もいっぱいいます。
相変わらずキモい。のどのところにビロビロしたのをつけてて、それがキモさを倍増させています。


そしてハゲコウ vs 他の鳥の攻防がおもしろいです。
 左に映っているのはHamerkopといって、頭がハンマーみたいな形しているのでその名がついたと言われています。

なんか追っかけられていました。

 このHamerkopはちょー大きい巣をつくるんです。わがオフイスの横にも作っていました。

よこの建物の大きさとくらべてみるとどれだけ大きいの?ってわかると思います。すごいでしょ。

さて、この早朝資源調査。まだ2日めなんですけどね、、、
樹木は、、、、、、ワカラン!フルーツが生る木しかわからん。笑
難しすぎる、、、、ということでMr.カビちゃんに聞くのが一番だと自分で調べるのはあっさりあきらめました。

鳥は、、、、ちっちゃいアトリの仲間からワシまでいました。
(1人じゃ同定たいへん! ウガンダ人バーダーをナンパしようと決意)
それほど珍しい鳥がみられるわけではないのですが、この国の鳥を見慣れていない外国人バーダーにウガンダってこんな感じよって知ってもらう場を提供するのや、地元のバードウォッチング初心者、ウガンダの子どもたちには楽しんでもらえるんじゃないかと思います。

ウガンダは森だと木の背丈が高すぎて、鳥もすごく高いところにいるから首がつらいとこれも先輩隊員から教わったんですが、ここなら結構楽に見られます。


”木と鳥のミュージアム@カンパラ” 構想、、、がんばらねば!
だれか双眼鏡寄付してくれないかな〜〜〜〜〜
プロポーザル書かなきゃ!

2012年10月1日月曜日

ふらいパン


「おやきみたいですけどね、けっこうちゃんと作れるんですよ」

同期の隊員ちゃんが、先日の集まりで「フライパンでパン焼いて作ってる」と発言!

彼女は多才な人だが、あるときはパン屋のようなおいしそうなパンを焼く、発酵職人の1人。
なにィィ?フライパンでも焼いているだとぉぉ!!
さすがだぞ、発酵職人!! 


わたしの料理力はもちろん貧弱だが
パン好きとしては、やはり作ってみたくなっちゃうもんで、、、、

きょう、買い置きの食パンがなくなったので、かわりに小麦粉を買って来てフライパンでパンを焼いてみることにした。

発酵無し、小麦粉、砂糖、ベーキングパウダー、牛乳、水を混ぜ、ひたすらこねて、20分放置

8等分してフライパンにのっけて極弱火で焼いてみたら、、、、、





右奥の3つはチーズ味。  それにしてもテフロンのはげ具合すごいっしょ?使用わずか2ヶ月(中国製)


ヤター〜〜!!

焼けたわ、奥さん!

しかもちゃんと中まで火がとおってるじゃないですか。
なんか自然な割れ目もできて、おいしそう!!

食べてみたら、なんとびっくり!外はカリカリ、中もちもちですよ!
これはすごいではないですか、もうパン買わなくていいぞ、これは!


なんかバナナシナモンだの、コーヒー味だの紅茶味だのいろいろチャレンジしてみようと思います。
小豆売ってるのみつけたから、あんぱんも夢でないぞ〜〜〜!!

構想中の道の駅カリンズで売りたい!

防水ポーチ しつこいのは承知


空き袋ポーチ、、この袋なら売れないかな〜〜?
もちろん メイド イン ウガンダ!

しかも大統領のお膝元ムバララ産の牛乳!!
(ウガンダの人じゃないとさっぱりわからんよな〜)



えっへん!  ウオータープルーフだぜ!!!