それはなにかというと、この国では森は放っておくとなくなっちまうということです。
ウガンダは起伏に富んだ地形で、丘やら山やらあるんですが、なんかですね、、、足りないんです。
木がないんですよ。
北海道の稚内とか襟裳とか、風が強くて木が育たないところに景色が似ているので、うわ〜北海道そっくりだ!と見ていたんですが(条件的に育たないところもウガンダ国内にはもちろんあります。湿地も多いしね。)、8時間バスに揺られて、行けども行けども、木がね、ほんとに生えてないんです。そのかわりどこに行けども民家はある!
じゃあどうしちゃったのかというと、、、切っちゃったってことのようです。
あちゃー
何のためにかというと、火を起こすため。
ここウガンダではガスを設置しようと思ったら先生の給料1ヶ月分かかります。
それに都会なら普及しているものの、田舎はまだ木を燃やして調理しているおうちがほとんど。
国立公園や森林保護区でもないかぎり、ガンガン切られています。
切ったところはハゲ山になちゃってるんですよ。
それが稚内の宗谷丘陵みたいに見えるんですけどね。笑
なので、うちの配属先はウガンダ国内にある506の森を、森林保護区に指定して木を切らないように管理しています。
でも職員は340人しかいないので、保護が追いついておらず、今、この瞬間も燃料にされてしまっています。
おまけに、早く伸びる木をってことで、外来種の木が植えられていて、コアラの好きなユーカリが植えられています。
(ユーカリは専門家の間で賛否あるようです。その話はまたこんど。)
いったいこの森林伐採をどうやったら止められるんだろうか??
わたしの同僚MR.カビの悩みを共有できた気がします。
日本はどうやってガスを普及させられたんでしたっけ?
でもガスが解決策なのか?って話もあるよな。
***おまけ***
このまえ行った国立公園近くのまち、カバレは、同じように木が切られていますが、、ちょっと違いました。
US50ドルの宿に1泊。羽を伸ばすかなぺ。 |
ちゃんと切った跡の土地を段々畑にして利用していたんですよ。
お茶畑になってたりして、静岡を思い起こさせる景色でした。
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