2012年10月30日火曜日

ウガンダのすてきガイド 1

きょうはウガンダのすてきガイドを紹介します。
先日国立公園に行ったときに案内してくれたガイド、Lukeさんは、わたしがこれまでの人生で受けて来た自然ガイドの中でも、知識・真面目さ・ホスピタリティなどピカイチの人でした。

Lukeさんは、鳥好き。変態の称号を与えられるほど詳しいです。

わたしは彼の案内でコミュニティーツアー(15ドル)というものとバードウォッチングのツアー(20ドル)に参加しました。
コミュニティーツアーは、読んで字のごとく、村を案内して回るツアーです。
しかし、最初から鳥がわんさか出てしまって(時刻は午前10:00ごろだというのにね)、コミュニティーに入るまでに10羽ぐらい確認。おまけにわたしが鳥の名前のスペルを聞くもんだから、100m進むのに20分ぐらいかかっていた気がします。
でも困った顔もせず、親切につづりをノートに書いてくれたり、図鑑出して調べてくれたり、、、他のお客さんも巻き込んでしまったけど、とにかく質問すると立ち止まって丁寧に答えてくれる親切なガイドさんでした。

コミュニティーツアーで、現地語しか話せない薬草使いのお医者さん(写真右)の通訳をするLukeさん。
このコミュニティーツアーはゼルダの伝説みたい。
薬草やら、お茶畑やら、飲み物食べ物、地元の名人やら出て来てすごい楽しかった!


外国人が沢山やってくる国立公園なので、自然にホスピタリティーも磨かれていったんでしょうかね。
一緒に行ったi先輩とは「おそらくツアーこなしている数がはんぱないんだろうね〜。目の肥えた鳥好きのお客さんも多いだろうから、鍛えられてるんだね。」と彼の事を話していました。

夕方のバードウォッチングガイドは、最初にLuke自ら「2時間ぐらいで戻って来よう」って言っていたのに、終わってみたら3時間経過してて、暗くなるまで30種類の鳥を見せてくれ(この日は雨が降る前だったから少なめ。多いときは50−60種類は見られるんだそうな)、終わった後は宿に戻ってちゃんと図鑑でその日見た鳥を復習してくれました。

よくよく聞いてみると、鳥はこどもの頃からの独学。
双眼鏡も図鑑もなかったけれど、日々行き交う鳥を観察して覚えていったそうです。
「Birds of East Africa」という電話帳並の厚い本と、大きい双眼鏡を大切にしている姿を見て、いろんな道具を当たり前のように最初から手に入れて、ちゃんとメンテナンスしていない自分を恥ずかしく思いました。
生まれ育った場所の自然が大好きな人が、その土地を案内する、、って理想的なことだなあ〜〜うらやましいなあ〜〜と強く思いました。

Lukeさんはこれからも、この地元の自然を紹介する仕事を続けて行きたい。と。

うんうん、頑張ってくれ!!



+++おまけ+++

さてさてウガンダの自然好きと友達になろう作戦実行中のわたくしですが、首都にとどまらず、地方も作戦展開中ですから、もちろんこのLukeさんにも友達申請したところ、なんとさっき電話かかってきました!

か「ハロー」

る「ハローカナコ、友達申請ありがとう」

か「いえいえこちらこそ」

る「ところでさ、10月20日の24時間バードウォッチング大会、かなこは行ったのかい?」

か「ああ、用事があってね、行けなかったの。セレモニーは出たよ!ルークは?」

る「おれね、もちろん参加したよ。12時間で180種類見た!(←うれしそう)」

か「180!? 全部識別できたのかい?」

る「うん!」


やっぱり変態でした。
また変態の友達が増えて、あたしゃ幸せ。

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