本日は国際ハゲワシデー。
きっと誰も知らんわ。
ハゲワシは屍体やごみを食べるので、人間が残した有害物質をあやまって口にしてしまい死んでしまう悲劇が相次いでいて、数が減っているんです。
で、毎年この日にわたしが会員になっているNGOは生息数カウントに出かけます。
遠足気分とはほど遠く、ゴミ処理場とか、生コン工場とか、
魚の加工場とかシブいおじさんがたくさんいるところに訪問しました。
わたしが勝手にウガンダNo1知的でクールな美人鳥類学者と呼んでいる、ダイアナ博士と一緒です。この後ろ姿がダイアナちゃん。スワロフスキーの双眼鏡がよく似合う。
ハゲワシは一羽もいませんでした。
笑
かわりに、ハゲコウが1000羽以上。
あまりに多くてカウントは見積もりとなりました。
ハゲワシが見られなかったけど、わたしは最高に興奮してしまって、なんでっかっつーと、首都カンパラのゴミ処理場を訪問したからです。。きょうのみどころは鳥ではなかった。
いや〜〜 たまげた。
スキャベンジャー(ごみあさり)のみなさんです。
市から支給された作業服を着ています。
戦利品でしょうか、左右色違いの長靴をはいています。
分別回収はありません。それは、このスキャベンジャーのみなさんの仕事です。
下の写真のように、なんとなく分別された形跡が見られます。
ペットボトルやプラスチック以外、分別しても、この国はそれを処理する施設がないと聞いていますが、処理場ではこんなふうに分けてあって、ゴミを運んで来たトラックがどこかへ持って行きます。わたしが知らないだけで、なんか集めて頑張っている会社があるのかもしれません。金属類も集まっていました。
このゴミハウスで暮らしているようだと、仲間のウガンダ人が言ってました。
それはいくらなんでもと思いますが、ほんとにこの景色の目の前にコミュニティーがあります。においもハゲコウの糞のにおいとブレンドされて、そりゃ、もう。
住民の聞き取り調査とかしてみたいな。
ゴミの量が世界トップクラスの日本のことを棚にあげていいますが、
カンパラはこの10年で45%人口が増えてます。
1,189,242人(2002) → 1,723,000人 (2012) *UBOS調べ
ここ数年は一年に10万人ペースで増加中。
ごみも当然増えるよなあ〜
カンパラよ。これでいいのかい?
このままいくのかい?
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