帰国前にいろいろやっておこうシリーズ。
きょうは、念願のあの音楽隊に会いに行きました。
左はコンクール課題曲作曲者の大輪さんです。 歌も作るし、料理もうまいし、マルチです。 |
音楽隊というのは合唱コンクールに参加してくださった、プロとしてがんばろうとしているミュージシャンのグループです。プロなのにコンクールにとても協力的なひとたちで、歌を自己流にアレンジしてくれたんですが、アフリカの楽器を使っていてリズムをかえて、完全に自分たちの曲として歌ってくれていたのがツボでした。
ぜひ、生演奏を聞きたい!ということで集まってもらい、この合唱コンクールの課題曲のイメージを絵にしたおそろいのTシャツ着てもらったんです。
歌の様子はこちら↓ 2番目の動画をごらんください。いいアレンジなんです。
若者を応援するNGOみたいな(支援は教会から受けている)グループがやっている”アジト”みたいなところに集まって練習してるんだそうです。オランダ人も支援にからんでいるんだとか。他の国を知らんのですが、ウガンダはオランダの支援がたくさん入っています。
アジト、おしゃれではないか!
みんなすごいきれいな英語を話します。
この左のドラム叩いている人は、リーダーでUTBというウガンダのTVの朝のニュースのキャスターなんだって。そりゃ、きれいな言葉話すわけだ。
「テレビがないからあなたがキャスターだなんて知らんかったけど、すごいじゃないですか」と言ったら「あんた、テレビないのか」と苦笑していた。
(テレビがない生活なんてあり得ないというのがカンパラ人の常識です)
ドラムは胴体が木で作られていて、弁の部分は真ん中のでかいのが牛の皮、左がナイルオオトカゲの皮が使われています。大きくなるほど、音が低くなるそうです。ちなみにドラムは、森林伐採の原因だったりします。残念だ。
この笛も木でできています。フルートみたいな音色です。ちょっとコツが必要な感じでした。
このねえちゃんは、ボーカルのジュディス。法学部の学生さん。声がかわいいのです。
これは現地語でensaasiという楽器。マラカスみたいにシャカシャカ鳴る道具です。植物の茎が使われています。
これは木琴。現地語でAmadindaといいます。やさしい音色。何の木が使われているのかがとても気になったんですが、みんなそんなことどうても良さそうで知りませんでした。残念。ある人はMusizi(Maesopsis eminii)という木だと言っておりました。確かに結構軽いので早く育つMusiziかも。
何より面白いのは、これ、アコゴ。
金属の部分をはじいて音を出します。
上の動画の冒頭の音はこの楽器のものです。
このグループはこれまで聖書の内容を反映させた歌をつくり、こうした楽器を使って、演奏しているそうです。CDをもらったんですが、とってもいい歌ばかり。ウガンダの大地が目に浮かびます。
許可もらえたら、歌をアップしますね。
きょうはビデオ撮ろうということで練習。わたしは、直射日光のなか演奏する彼らがしょっぱい顔になりがちなので、笑いながら踊ってみました。そしたら汗かきながら笑顔で演奏してくれました。みんな好きなんだなあというのが伝わってきます。
無事撮影終わったところで全員で記念撮影。すごいいい天気。
よく聞いてみたら、この人達多国籍軍でした! どうりでウガンダなまりでないわけだ。
コンゴ、ルワンダ、ケニア、、ご近所さんの血が混じったグループ。
いやー楽しかったです。またちょっと違うウガンダをみた。
彼らがもっと活躍の場を広げられるように応援したいなあ〜〜
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