2014年3月1日土曜日

合唱コンクール 戦いの日々記録

例の合唱コンクール、
かなぺ、4件ゲリラ作戦を血行しました。

日本のアウトドア用品トップメーカー、モンベルさんに制服をシャツとキャップを提供いただき、エコツーリズムガイドとそれを身にまとって、ゲリラ作戦に出かけたのです。


↑これはカリンズサイトに支給したときの写真です。
わたしが着ていないのは、数が足りなくなったからです。えーん。


下記は私個人用の記録なようなもんで、すいません。


作戦1 2月22日 カリンズ森林保護区 
ターゲット: 近所のこども 30人

この中で20%は英語がわからんので、通訳介してやりました。
さすが自然の中の子どもたち、紹介したカンムリクマタカとかエボシドリとか実際見たことあるって言ってました。そして、歌も結構歌えるようになっていた。
世界的な環境保護団体と京都大学の支援が入っていたので、環境教育のベースが子どもたちにもあるようで、質問も結構答えらていた。



作戦2 2月23日 カリンズ森林保護区 
ターゲット: 近くの小学校の生徒 70人



2学年合同授業。全部で70人ぐらいいました。最後歌歌った時は、200人ぐらいに増員。
左の二人はエコツーリズムガイドで、やっぱしゃべるのうまかった。
先生方も一緒に授業を聞いてくれていたけど、重箱の隅をつつく質問を、空気を読まずにしてくるところが、いかにもウガンダらしかった。かなぺはこういう場面でひとりでによく逆ギレを披露しますが、隊員になって少し大人になったからか、自分が折れるというこれまでになかったトリプルアクセル的な技を成功させました。
自分らしくない演技なので、日本に帰ったらまずしないと思いますが、このときはよくやったと自分で自分を褒めたい。

レクチャーの最後は、人口増加問題を取り上げて終わるんだけど、また空気を読まない先生が「明るい家族計画」の話を始めてしまい、そんなんを解説していたら、子どもがぽかんと口を開け始め、あまり美しい終わり方にならぬままレクチャ終了。

環境教育から性教育につながりました。両方大事だけどさ。



作戦3 2月26日 ムパンガ森林保護区 
ターゲット: 近くの私立中学&高校の学生 500〜600人ぐらい


 50人ぐらいでよろしく、と打ち合わせして、行ってみたら、500人いました。
「みんな聞くべき話だから、、」と学校の先生。

ありがたい。

でも用意してった教材が小さすぎて生徒意味分からず。
申し訳なくも、30分程度話し、歌を歌ってみたところで、校長のおな〜〜り。終了。
このあと、校長は4年生の人生に関わる全国統一学年末試験の結果をたずさえ、その話が40分。
我々ただ、立って待つ。待つ。待つ。最後は、松になった。

さすが私立、設備ちゃんとしていた。




作戦4 2月28日 マビラ森林保護区 
ターゲット:近所の学校 小学生 60人





 この学校は先生がものすごい協力的だった。わたしの説明がわかりにくい場合は、こどもが分かりやすいようにきちんと補足してくれて、歌も始めから一緒に歌ってくれた。
おそらく先生のパーソナリティーが子どもに影響しているんだろうなあ、生徒が物怖じせず元気で、メリハリがちゃんとあった。制服がピンクって、日本だったら掟破りな感じですが、ウガンダの子どもが着るとかわいいんですわー。

子どもたちの中で、マビラというどでかい森が徒歩圏内にあるのに、訪れたことがあるのは、たった3割ぐらい。
まあ、自然とともに生きているからあたりまえなんだろうけど、もうちょっと森で遊べるように、こちらがセッティングする必要があるなあ。



さてさて、わたしのクモに噛まれたゾウのような右足は、毎日の通院で腫れがおさまり、皮膚が再生しているからか、かゆくて仕方なくなってきました。
左足は、くじいた外側甲部分が、靴底の低い靴を履くとまだちょっと痛みます。


でも両方ともなんとか快方にむかっているようです。
ましになってきました。

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