2013年6月12日水曜日

環境とみんなにいいこと ウムガンダday と 紙袋 in ルワンダ

しつこいですが、ルワンダの旅のつづきです。
(わたしはどうもこの国に惚れてしまっています)

同期がスーパーに連れてってくれました。
このスーパーは南アフリカのチェーン店で、ウガンダにも何店舗かあります。

営業時間のところに不思議な表示が!



これでは読めない、老眼の母のために、拡大↓ (笑)



Umuganda day??

なにそれ?

と同期に聞きましたところ、、

ルワンダでは、毎月最終土曜日の午前中は、コミュニティー奉仕デーという日になっていて、ご近所の掃除やら、草刈りやら地域のための活動をする日になっているんだそうです。

どんな活動をするかは地域の会合で決まるらしい。

この時間帯は、ルワンダ国内の商店は営業禁止!
営業したら捕まるんだって。

24時間営業で正月も経済活動しちゃう我々の国も、ちょっとこういうところに立ち返ったらどうでしょうかねえ。

ご近所さんもこれで仲良し、ということで、すばらしいではないですか。



そしてわたしの住むウガンダではタダで配りまくってるレジ袋も、この国では同じチェーン店ですが使用禁止なので、全部紙袋でサイズもいろいろ揃え、配布していました。
(紙は再生紙をつかっているようです)

会議に出た時に、「紙袋だと野菜とか水分多いもの入れるとちょっと不便じゃないですか?」ってルワンダ人のいろんな人に聞いてみましたが、「いやいや、慣れるんだよ。最初はみんな戸惑ったけど、やっぱりその分環境が良くなるって考えたら、多少不便でも大丈夫さっ」って。

「こういう意識はどうしたら生まれるの?」って聞いてみました。
「政府が環境教育に力を入れていて、小学校からカリキュラムに組み込まれているんだよ〜」

だって。

レジ袋が紙袋になって、たしかに見苦しいゴミは少ないし、捨てられても早く分解されますが、その分大量に紙を消費しているので、どれぐらいエコなのかと深く考えるとちょっとよくわかりませんが、、、

みんなの意識がすごく高いことはとてもいいことだ!
やはり教育なのだ。と思った訳です。


***ちなみにウガンダもこういう取組みをやろうって声があがったそうですが、プラスチック産業を盛り上げようとしてきた歴史的背景があり、圧力がかかって、実施にいたらなかったそうです。いろいろムツカシイ。

1 件のコメント:

どば さんのコメント...

かなぺさん、目の付け所がスゴイ。というか目がいい?
ウガンダのポリ袋...日本ではエコバック持参でできるだけポリ袋をもらわないようにしてたのに、何故かここでは皆が当たり前に大量のポリ袋を使用しているので、ついついつられてもらいまくっています。反省...。