2012年12月25日火曜日

かなっぺイチ押し コミュニティーツーリズム Boomu Women's Group

前回のラグジュアリとは一転、きょうはウガンダイチ押しのコミュニティーツーリズムの宿をご紹介します。

ここウガンダでは、村に宿泊して、人々の暮らしを見学させてもらう取組みが、主に国内の国立公園に隣接したコミュニティーで行われています。「国立公園にやってきた観光客は、村の人々の収入向上に一役買うんだよ、だから自然を守って観光業を充実させようぜ」という考え方を村の人々に理解してもらうものです。
よくあるコンセプト、、、と思っていたんですが、一度体験したらあまりの面白さにウガンダでわたしが最も愛するアクティビティになりました。


Boomu Women's GroupというMurchison Falls National Parkのすぐ手前のコミュニティーツーリズムを紹介しましょう!この方がこのWomen's Groupの創始者、エディナさん。ちょっとカリスマを感じる魅力ある女性でした!実業家。彼女によるとこの地域はコンゴからの移民が多く、農民がほとんど。現金収入源がなく、学校に行けない子どもたちが圧倒的なこの場所で、子どもを抱える女性たちを支援しようとクラフト制作販売から事業をスタート。
売上げの一部はコミュニティーの子どもたちの教育費にあてて、アメリカの支援で宿泊施設をつくり、イギリスのボランティアの協力でwebsite作成、コミュニティーツアーなるものを始めたそうです。







宿泊施設外観はこんな感じで、バンダと呼ばれる、土壁と茅葺き屋根の建物です。




中には蚊帳付きベッドと椅子だけどいうシンプルな施設。何しろ一泊20,000シリング(食事抜き 日本円で670円ぐらい)ですから。文句言えません。


 





トイレは洋式ぼっとんタイプ。用を足したら、写真真ん中にある炭を入れてにおいを消します。バンダからは離れているんです。夜中に出るのは危ないかなと思ったけど、もらすよりはマシだと思ってやむを得ず行ったら満点の星空でこれまた感無量。










お風呂は水シャワーですが快適。カーテンがスケスケでほぼ完璧に外から見えます。でも入ったけどさ。










食事は別で夕飯10,000シリング(340円ぐらいか)
この食事が、、食事が、、最高においしかったのです!!
あんなラグジュアリの宿のど高いバイキングよりも、うんとエコで、あったかいかあさんのご飯という感じでした。毎日でもいけるかもってぐらいうんまい。





朝ご飯は5,000シリング(165円ぐらい)で、めちゃうまパンケーキ!
ハチミツは近くの養蜂家のものです。これもじゃりじゃり濃厚でうまい。
ウガンダの田舎は猫も杓子もハチミツってぐらいハチミツ作ってます。
個人的には、ほかにないんか?と思ってしまいますが、、。







こんなかわいい雰囲気の中でご飯食べられます。 質素だけど、おもてなしの心が伝わってくる。あまりに居心地が良くてつい長居してしまいそうな場所です。
2004年の宿泊施設開設当時は4人しか受け入れられなかったのですが、今では35人収容できる宿泊施設になりました。
水と電気がたまに切れるので、おもてなし施設をしてはそれが一番しんどいそう。
それから、ちょっと儲かってしまうと、まわりから恨みを買ったり、何か工事をするときにぼったくられたりすることがあり、そんなことも悩みだそうです。(ウガンダンはジェラシー多し)

それでも女性支援のために立ち上がって、いろんなことをやってらっしゃるエディナさんに、とても感心するかなっぺなのでした。彼女と会えてよかった。

次回はこのエディナさんが案内してくれるコミュニティーツアーをご紹介します。




1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんばんは。ここいい感じですね。ウガンダの飯は旨いと思うので今度ここに止まってみたいものです。