2012年11月30日金曜日

かなぺ、”ウガンダの父”から多くを学ぶ。

本当に素敵なビジネスマンです。

ウガンダに来る前、車の中でぼけっとラジオを聞いていたら、ウガンダで活躍する日本人の方がインタビューに答えていらっしいました。

ハキハキとメリハリのある声の主は、1960年代からウガンダに渡り、衣料品工場を経営、ウガンダで雇用を生み出し、歴代大統領のシャツも製造されたという素晴らしいビジネスマン、Phenix Logistics社、社長の柏田雄一さんでした。

以来、柏田さんのことが気になってしょうがなくなり、派遣前訓練中に本を読んで、語学の授業では柏田さんについてのプレゼンテーションもさせてもらったんです。


さらに、ウガンダ到着後にオリエンテーションで、柏田さんの会社訪問が実現し、なんと私の職場(兼家)から柏田さんの職場が歩いて5分の距離だったということが発覚。
これは何かのご縁でないか?ということで、仕事が終わった後、ちょこちょこお邪魔させていただいています。
きのうの記事に書いた、ロータリークラブでのプレゼンテーションも、メンバーである柏田さんの呼びかけで実現しました。

イタリア人がこんなにいたのか、この国、っていうぐらいイタリア人が来るレストランで。
注文してから来るまで2時間かかったこともあるそうです。
ちなみに柏田さんのスパゲッティは、1時間後にきました。
わたしの顔が着任後から1.5倍にふくれあがっています。ああ、痩せたい。


アミン大統領のクーデターやアジア人迫害など、ただでさえ情勢不安定な環境の中で、計り知れないぐらいの苦難を乗り越え、現在も安価で偽物が多い中国製品と戦っていらっしゃいます。


きょうは、お昼ごはんにお邪魔しました。

いつもいろいろ質問させていただくのですが、何十年もウガンダの人達と働いてらっしゃった柏田さんに、「ウガンダの人たちにどこまで日本の常識を伝えていますか?」と聞いてみました。


「整理整頓、清潔、時間厳守の3つだね。でも、日本人の常識でつい考えてしまうけど、例えば、整理整頓ができない場合、できないんじゃなくて、する必要がなかったからしないのかも、って切り替えてみるのも大事だよね」



はーーーーーっ、なるほど、整理する必要がないからって考える。
そんな見方、できていませんでした!
それぐらいの心の余裕が必要ってことなんですね〜
70代と感じさせないほど月曜〜土曜までバリバリ働いていらっしゃいる柏田さんのお話はいつも新鮮!
わたしがプロポーザルを持ち込んだ時も、

「やりっぱなし、、のプロジェクトはダメ! 循環するしくみづくりを作りなさい」
「付加価値がなければダメだよ」
「簡単なことが大きな事になる喜びをターゲットに味合わせるようなプロジェクトづくりをしなさい」

など、いろいろアドバイスいただきました。

ウガンダに来てほんとうに良かった!
これからもお邪魔します!


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