2012年11月6日火曜日

しばらくジャックと暮らそう


カナコ、これはテストバージョンだ、これが大丈夫だったらホンモノ持ってくるから。」

わたしの心の拠り所、Mr.カビさんが、そういって車のトランクからあのフルーツを出して来ました。

うわ〜〜ジャックさんじゃありませんか。(ジャックフルーツという果物)
うちの敷地内にいっぱい生えていて、仲良しの警備員さんに「あれ熟れたら一緒に食べたいから声かけて」って言ってるのに、ちっとも持って来ないよお、とMr.カビにこぼしたら、カビさんが家に生えてたのを持って来てくれたんです。



キャッサバ、かぼちゃ、ピーナツパン、パイナップル、、、わたしはカビに完全に餌付けされている。
ありがとう。あなたがいる限りわたしは国に帰るなんて言わないわ。

で、このジャックさんをわたしは食べた事がなかったのですよ。
だって、1人じゃ大きすぎて手に負えない感じだし、緑だし、ニキビ面だし。

しかしとうとう制覇する日がやってきたわけです。

「カナコ、食べるときは、とりあえず半分に切って、中の芯をのぞいて、繊維みたいなの取って、種のまわりの柔らかいところを食べなさい」
「はい、Mr.カビ。やってみるべ」(←よくわかってないけど、返事してしまい、日本人を自覚)

さて、いただいたジャックさん。
相当大きかったんです。この写真だと卵が鼻くそみたいに見えますね。


いったいどうなることやらと思いながらうちに持って帰り、恐る恐るカ〜〜〜ット!

切ってみたら、チューインガムのおばけみたいなのが、日本から送ってもらった100円ナイフにまとわりつきました。で、ナイフはベタベタで再起不能。ああ、キミはインド洋を横断した貴重な100圴ナイフだったのに、、、、アーメン。

そして中身は、、、、こんなでした。

うわ〜〜、どこ喰うんだ??と戸惑いましたが、カビが「種のまわりを食べるんだよ、覚えとき」と言っていたのを思い出して、とにかく犬の用にむさぼり喰いました。そしたら顔にガムみたいな粘着物質がついて、午後は罰ゲームのあとみたいな惨めな姿で仕事しました。

でもお味はうまいじゃないですか!
あまりにおいしくて、4分の1をその日のうちに消化しました。
そしてきのうの昼からかれこれ5食にわたりこのジャックさんを食べています。



「Mr.カビ、甘くてうまかったです」ときょう報告しましたら、、、


「そうか、気に入ったか。よしっ、あれはテストだからな。明日はreal oneを持ってくる」

「へ? real oneて何すか?」

「2倍の大きさのが今熟してきてるんだ。フッフッフ。シェアしよう。」

「!!!!!」





ということで今月は、ジャックさんと暮らす事になりそうです。
太るぞぉぉぉ。

3 件のコメント:

minmin さんのコメント...

かなっぺ
どうも~。毎日ブログ見てまーす。
相変わらずのオモシロブログで、楽しんでるよ。
それにしても、世の中すごいよね。
ウガンダにいても、ブログとかで、毎日どうしてるかはわかるし、
札幌の地下街とウガンダで普通に携帯で電話できるし。
すごい時代になったものだ。
また、連絡しまーす。
ジャックと仲良くね。

Kanappe さんのコメント...

minmin ありがとう!!
読んでくれていたなんて、めちゃうれしいです。
ウガンダのスーパーから札幌の地下に電話かけて、あんなけしゃべっても100円ぐらいだからすごいわ〜〜

帰ったら何か一緒に事業やるってなんだろう??楽しみにしています。ウガンダでお店やりたいってのもあるんだけど、、。

エコツーのガイドラインつくって〜
あなたが必要です、わたし!

minmin さんのコメント...

えー、あんだけしゃべっても100円とかなの?
そりゃすげえ。
かなり、いろいろどーでもいーことを話した気がする。

えへへ。帰ってきたら、一緒に楽しいことしようねー。
いろいろ準備はしとくから。

でも、ウガンダでお店もいいね。
そういうところで、子育てもいーねー。

ガイドライン?
いいよ。作ろう。ちゃちゃっと(笑)