2012年8月21日火曜日

エボラ出血熱って Outbreak of Ebola


エボラ出血熱がウガンダで7月下旬に発生しました。
JICAから随時情報をもらっていて、発生以来、疑いを含めた患者数は24名、エボラ出血熱と確定診断された人は11名とのことです。
最後に確定診断がでたのが84日ですから、潜伏期間が3週間ほどというこで、(情報が正しいことが前提ですが、)そろそろ収束に向っているのかな、、、という状況です。
Ebola out broke in western Uganda in the end of July. Since then, 24 people are on suspicion of Ebola. 11 are diagnosed Ebola positive. Because it has been 3 weeks since the last person was diagnosed, the outbreak itself might be resolved soon.

このエボラ、ウガンダで良く発生していて、2000年→224人、2007年→42人、2011年→1名が亡くなっています。なんでウガンダ? ワクチンは?
新聞読んでたらこの疑問に答えてる(ほんとかどうかは?)記事がありましたんで紹介します。
Ebola has always been out broken in Uganda. Why? And are there any vaccines?  I found 2 articles from paper. Let me introduce the article.

その1 なぜエボラがウガンダに多いか? Why does it always outbreak in Uganda?
East Africanの記事 (→ケニア、タンザニア、ルワンダ、ウガンダ、ブルンジで売られている週間新聞 英語を勉強するならこの新聞がいいと評判)
Scientists are wondering why the epicenter of the hemorrhagic fever appear to have shifted from Congo and Central African Republic to Uganda in recent years-The East African August 11-17 2012-
→なんで最近この病気がウガンダばかりで発生するのか、科学者たちが疑問に思っている

その回答としてこの新聞では、
In response to this question, the paper conclude, “Without the healthcare system detecting the epidemic, it is difficult to say which country has the highest incidence.”
「エボラがウガンダでよく発生するといのは、ウガンダの医療レベルが他の国よりましで、きちんとそれがエボラだと断定できるような診断体制が整っているからだ。ウガンダ以外でも過去に発生しているが、例えばスーダンやコンゴはたとえエボラが発生しても、それをエボラだと断定できるような医療体制がない、だから、どの国でよく起こるということは一概に言えない」
と書いてありました。

なるほどね。ウガンダはサンプルをアメリカに送って確認するというような体制ができています。他の国は、確かに難しそうだなあ。(ウガンダの医療も結核病棟が大開放だったりするらしいからあやしいけどさ)
この新聞には、ウガンダは今大量の難民をコンゴから受け入れているので、その難民から持ち込まれていないか、、、とも書いてありました。でもこの真偽はわからないです。じゃあ難民受け入れるなっていう動きになっちまうからこんなこと書かない方がええんでないか。


その2、ワクチンはないのか? Are there any vaccine in the near future?
Daily Monitorの記事 (ウガンダ代表の2紙のうちの一つ この新聞面白いんです!)
“Scientists researching the lethal Ebola virus say a commercial vaccine to prevent the onset of infection may never be developed”
→エボラのワクチンはおそらく作られないだろう

動物実験でいい結果は得られているんだそうです。
あと5−7年あればできるんじゃないかって。
でもダメなんだって。なんで? Why?
The vaccine has got a effective result in animal trials and seemed to have 5-7 years to be developed, however it may not be developed. Why??

“There isn’t a huge customer base and big pharma is obviously interested in big profits. This uncertainty over funding and the absence of interest from large pharmaceutical firms is leading some Scientists to argue that a preventative vaccine might be never see the light of day.”
→そもそも患者数が少ないので、大きな製薬会社はワクチン開発に興味がない。さらにワクチン開発の支援資金もない(アメリカが軍事ウエポン目的で支援していたけれどやめてしまったそうです)となれば、ワクチンが作られる日は来ないであろう


いやはや、お金がないってつらいことです。
かかったら死んでしまう。


と、お先真っ暗な記事の連発でしたが、、、このDaily Monitor紙は最後にアメリカの科学者の言葉で締めくくっています。
While progress has been slow in developing new vaccines, experts say that big steps have been taken in learning how to manage outbreaks and trace the contacts of those who come down with the disease. The rapid response we saw in the Uganda outbreak indicates that they have a greater control over their ability to respond. That makes a big difference.”
→ワクチンは期待できないけど、ウガンダ政府は今回のエボラ発生に関して、追跡体勢が整っていて、素早い対応を見せている。こういった部分は進化してるね。


どこまで情報がほんとかわかりませんが、一日も早く収束することを祈っています!



***おまけ 本日の恋人の様子
耳を澄ますと、中で活動してる音がきこえます。
シュワー、シュワーって言ってんの!大興奮。もうさみしくなんかなくってよ。

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